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大人になってから読んだ絵本4選と、京都の素敵な本屋さん

はじめまして。私事ですが、
大学時代は文学部で学んでいました。

そのわりに学生時代から社会人になるまで
ほとんど本を読むことがなく(むしろ苦手)、
読書の楽しさに気付いたのはつい最近でした。

そんな私でも、絵本はずっと好きでした。


最近は大人向け絵本という言葉も聞きますが、
大人向けなのか子ども向けなのかに拘らず
絵本って言葉が柔らかく、そして絵が優しくて
読むと温かい気持ちになれる気がします。

今回は私が大人になってから読んだ絵本を
4つ選んでまとめてみました。

また、私が絵本の良さに気付くきっかけとなった
京都の素敵な本屋さんもおまけに載せています。

◌大人になって読んだ絵本4選

『ことばのかたち』

言葉に形があったら、と想像したお話です。

言葉は目には見えませんが、
相手を傷つけることもあれば
優しく包み込むこともある。
言葉の持つ力ってとても大きいと感じています。

目に見えないからこそ、一生懸命自分で想像して
言葉を選べるようになりたいです。

絵もすごく素敵です。
短い絵本ですが、ずっと手元に置いておいて
ときどき見返したいなと思います。


『翻訳できない 世界のことば』

他の言語では一言で言い表せないような、
その国固有の言葉を集めた本。

最近ではデンマーク語のヒュッゲという言葉が
よく知られるようになりましたが、
そこにしかない言葉からはその国の文化や
心のあり方などを感じ取れるように思います。

始まりは1つのブログ記事だった、というのも
この本の素敵なエピソードです。


先日、夫が大絶賛していた
PERFECT DAYSという映画を見たのですが
その中に“木漏れ日”という言葉が出てきて
ふとこの本を思い出しました。

PERFECT DAYSの監督は海外の方ですが、
日本の言葉を拾いあげてくださっていることに
なんとなく嬉しさを感じます。

“KOMOREBI”(↑本の特設サイトに飛びます)



また同じ前田まゆみさんが翻訳された本に
『幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば』
というものもあります。

本の内容とは関係ありませんが
私は中学生の頃に絵本の翻訳家になりたいと
思っていた時期がありました。

その夢は自然と消えてしまいましたが、
今でも絵本に出てくるような温かい文章を
紡げるようになりたいなあと常々思っています。



『いろいろいろんなかぞくのほん』

たくさんの家族のかたちがある。
将来子どもに読み聞かせたい本です。

この本を知ったのはryuchellさんとpecoさんの
インタビュー記事がきっかけでした。
お二人はこの本をお子さんに見せながら
家族の形についてお話をしていたそうです。
同シリーズに『いろいろいろんなからだのほん
というものもあります。

私もちょっと変な家族と生きてきたり
病気で身体に障害があったりしますが(参照)、
多様性ってまずは知ることだと思っています。

もし、将来私に子どもができたら
この本を一緒に読みたいです。


『ぼくのにゃんた』

急に路線が変わりますが笑、
私は猫が好きです。

この本は意味があるようなないような?
不思議なお話で、読了の印象は「シュール」。

でも読むとなんだかほっこりします。
あと絵がゆるくて可愛い。

大人になってから読む本って
つい何か教訓を得ることを重視しがちですが、
別にそんな難しいことは置いておいて
ただ面白い話や可愛い絵に癒されるというのも
すごく大事な体験だなあと思います…!
大人っていろいろ疲れることもあるので。



以上、私が読んでよかった絵本でした!


最後に、私がこれらの絵本と出会った
京都の素敵な本屋さんを載せておきます。


おまけ…京都の素敵な本屋さん

•小さな絵本美術館カフェ 響き館

私が絵本って素敵だなあと思ったきっかけが
こちらのお店を訪れたことです。

※現在は残念ながら長期休館となっていますが
朗読イベントなどは開催されているようです。

店主さんの絵本に対する想いが溢れる空間で、
美味しいお菓子や飲み物をいただきながら
ゆったりと絵本を手に取ることができます。

(今回ご紹介した『ことばのかたち』や
『翻訳できない世界のことば』なども
 こちらで出会った本たちです。)


元々は長野にあった安曇野絵本館という場所が
モデルとなっているというお話を聞き、
私も思わず安曇野まで足を運びました。

安曇野絵本館はもう閉館してしまいましたが、
安曇野には他にも「ちひろ美術館」など
絵本に関わる場所を堪能できて良かったです。


•恵文社

京都では有名な本屋さんです。
先ほど紹介した『ぼくのにゃんた』も
こちらの恵文社さんで出会いました。

外観もとても素敵です。



恵文社さんが題材となった作品も読みました。
(『京都一乗寺 美しい書店のある街で』)

ミステリーですが温かいお話が多いです。
恵文社さんや京都の街を知っている上で読むと
さらに面白みが増すと思います。


おわりに


今回は大人になってから読んだ絵本4選と
京都の素敵な本屋さんを2つご紹介しました。

本当は京都にはもっともっとたくさん
素敵なお店やブックカフェがあるのですが
今回は紹介しきれませんでした、、!
また記事にまとめていきたいと思います。

余談ですが、先程の『ぼくのにゃんた』の中で
私は「ばにゃにゃ」が一番好きなのですが
Amazonのレビューにも全く同じ方がいて
なんだか嬉しかったです笑
読まれた方はぜひお気に入りのにゃんたを
探してみてください ◯

それでは、ここまで読んでいただき
ありがとうございました*

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