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【自己紹介】人より、すこし大きな心臓で

どうもこんにちは、減塩を意識しすぎて気付けばアイコンが塩になった人です。

私自身の頭の整理のために、そしてあわよくば同じ境遇の人のヒントになればと思い、心不全および難病との生活について綴ってみることにしました。

あ、名乗るのが遅くなりましたが「れすそる」と申します。名前の由来は「less salt(減塩)」です。減塩にすっかり毒されていますね。

iPadで30秒で描いたやつ

さて、私は特発性拡張型心筋症といういわゆる指定難病であることが5年前・23歳の時に分かりました。根本的な治療法がない進行性の病気のため、とにかく「うまく付き合っていく」ことに全力を尽くすしかありません。

ただ、「うまく付き合う」ことが一番難しい。進行の恐怖、治療の選択、生活の制限、他人との比較などなど。日々色々なことを考えながら、なんとかポジティブに生きようと頑張っています。正確には「頑張っています」ですね、ポジティブに生きているとは言ってない。

そんなこんなで、この大きな心臓と歩む未来の話をありのままに書いていこうと思っております。


未来の話を書く前に、簡単に過去つまり病歴にも触れておく必要がありますね。とはいえ、長々と書くと重い文章になりそうなので、コナン劇場版の導入っぽい感じで書きます。

新卒入社時の健康診断を受けた私は、その数日後に「大きい病院紹介するからなる早で行って」と言われた。検査入院に怯えていた私は、特発性拡張型心筋症と診断されてしまった。
その3ヶ月後、路上で心室細動による心肺停止を起こす。倒れたのがたまたま病院の近くで、後ろを歩いていたのが医師と看護師という奇跡が重なり、後遺症は残らず蘇生した。
当時の担当医の「搬送時助からないと思ったのにピンピンしてるのマジ強運」という言葉とICDを胸に、進行する心不全と再び人生を歩み始めた。

締めに「大きくなってもポンプは弱め!心臓はいつもひとつ!」とか書こうと思いましたが、黒ずくめの組織も引くレベルのブラック自虐ネタなのでやめておきます。いや、まあほんと弱いんですわ。


このnoteでは、心不全と生きる日々全般を書く「心不全といっしょ」と心臓移植を検討する際に考えていることを綴る「ふたりぼっち心臓移植」の2テーマを中心に書いていこうかなと思います。

重くなりすぎず、でも無理に明るくしようと頑張りもせず、できる範囲で前向きに色々綴っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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