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交通事故に合わない子どもが見ること

小学新一年が学校に通う時期が始まります。
残念ながら、交通事故に1番あう年齢が小学一年生です。子どもだけで歩くからですね。

交通安全で子供に向かい、よく使う言葉があります。
「横断歩道では信号をよく見て渡りましょう」
私は前から、この言葉は危険だと思ってました。

交通事故は、歩行者は信号を守っているケースが多々あります。
左折車も信号を守ってます。
右折信号でない交差点なら、右折車も信号を守ってます。
信号を見てるだけでは自分の身は守れません。

私は、自分の子が小さい頃から、信号を見るのは当然ながら、「よく車を見ろ」と教えてました。
「右見て左見て」なんてのも目的と言葉が違う。
左右ではなく、車をよく見るのです。

特に左折車は危険です。子どもは体が小さいので運転する人からは見えにくいし、左折するタイミングと渡るタイミングが合うと車のフレームと死角が合ってしまい、運転者がよく見てても見えない時があるのです。
運転する大人を信用してはいけません。
子どもは、車によけてもらうのではなく、自分でよけて自分の身は自分で守るのです。
交差点や横断歩道だけではなく、駐車場や歩道から出入りする車など、信号がないところも多々あります。


車をよく見るのです。
そのクセがあると、突然来そうな車を察知することが出来ます。
特に運転する人間の顔を見るのです。目が合ってるかどうかが大事です。
自分を気づいてない運転する人間は、徐行してても、どう自分に向かってくるかわかりません。
車を見るクセがあれば、歩道で歩いてるところに突っ込む車に反応出来るかもしれません。


信号を守るのは手段であり目的ではありません。
目的は事故に合わないためで、車を見ずに信号をジッと見るのは危険です。
時々、見渡しがいい道路で車が通ってないのに信号を守って渡らない人がいます。
コロナの時に、人とすれ違うことない歩道でマスクしている人がいたくらい、目的と手段が違うと思う人がいます。


人それぞれですが、私は子どもに小さい頃からそう教えてきました。
そんな我が子が保育園の時に、保育士が「横断歩道では何を見るでしょう?」と聞き、
我が子が「車を見る!」と答えて、
保育士は「違います。信号を見ましょう」と答えたそうです。
まあ、そりゃそうだね。そう言うでしょうね。

小さい子や、低学年の子が、横断歩道の手前でジーッと信号を見上げてて、歩行者信号が青になった瞬間にダダーっと走り出すのを見て、危険だなぁと感じます。
ギリギリ赤でも渡る車もあるし、グイッと左折してくる車もあります。
むしろ子どもが信号を無視して事故にあうケースは、数は少ない気がします。

私自身も信号待ちしてる時に、グイーンと右折してくる車がちょっとハンドル操作が間違えただけで俺は死ぬんだなぁ、運転する人に命を預けてるようなもんだ、などと考えたりします。
スマホ見て道路につま先出てるんじゃないかとギリギリで信号待ちの人、運転荒い人に信用して命預けてるツワモノだと感じます。

車を信用しない、大人を信用しない子の方が、事故に合わないでしょう。
大人だって、なんでも注意できてるわけじゃないんだから。

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