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技術系アウトソーシング会社って実際どうなの!?にお答えします!

みなさん
はじめまして
LHH転職エージェントの内藤です。

このたびnoteに初投稿をさせていただきます!
どうぞよろしくお願いいたします!


自己紹介

まずは自己紹介をさせていただきますね。
私はこれまで約15年間、半導体・機械・電機業界等で活躍されてきた1900名以上のエンジニアの転職支援を行ってきました。
一貫して製造業領域の転職支援を行っております。

業種としては自動車を筆頭に重工、電機、半導体、産業機械、航空宇宙、計測機器、通信機器領域をメインとしており、メンバー、リーダーからマネージャークラスまで幅広い層に対して転職支援をしてきました。

職種については研究開発、設計開発、評価、解析、生産技術、生産管理、購買、品質管理・品質保証、サービスエンジニア、技術営業領域を得意としています。

現在の製造領域の転職市場についてはコロナ禍が落ち着きを取り戻したこともありまして、私の所感としてはほぼコロナ前の水準に戻ってきていると感じています。
海外の渡航制限も緩和されたことで海外に関わる求人も増えてきています。もちろん国内での開発体制における人財投資も活発となっており、各社積極的な採用活動をしています。

そもそも技術系アウトソーシング会社とは?

その中で今回クローズアップしたいのは技術系アウトソーシング会社になります。みなさん、「技術系アウトソーシング会社」って聞くとどのような想像をするでしょうか?
おそらくですが下記の様な印象が多いのでは思います。

「ちゃんとスキルアップができるか心配」
「職場を転々とさせられるのでないか」

例えばこのような声が上がってくるかと。

上記に対してお気持ちはとてもわかります。。
私自身も当初同じことを思ってました。

ただ一方で、メーカーとは異なる新たな働き方としてメリットもたくさんあると思いまして、そう思った背景や具体的な内容についてこれからお話していきたいと思います。

※今回お話する技術系アウトソーシング会社は有期ではなく無期雇用の会社にフォーカスしてお話したいと思います。

確かにメーカーに勤務することは自社製品に関われて、会社の一員として連帯感も生まれ、充実したエンジニアライフを過ごせるといった魅力があることは言うまでもなくとても素敵なことですし、私も転職支援をする際は第一に提案します。
ただ一部、業績不振や事業の選択と集中によって、過去リストラを行ってきたことも事実です。そのような背景から転職相談に来られる方を私はたくさんお会いしてきました。

もちろん次もエンジニアとして仕事を続けられるメーカー求人をご紹介しますが、次に行く会社が必ずやりたい仕事が保障できるか、と言うと必ずしもそうではありません。
製造業の領域においても新たな技術革新によって、続けられる仕事と続けられなくなる仕事がこれまで以上にスピーディに変化していく時代になってきました。
そうしますと仮に次の会社に転職しても、また転職をする必要が出てくるかもしれません。
「じゃあ残っていく会社、仕事って何?」っていう質問も出てくると思いますがこちらはなかなか一言でお伝えすることが難しいです。残念ながら未来が絶対こうなると断言することはできません。

このような先行きが不透明な中、一つの選択肢として私が提案しているのが技術系アウトソーシング会社です。

技術系アウトソーシング会社で働くメリット

はじめにメリットについてお伝えします。

・やりたい仕事を生涯続けることができる 
・自身の市場価値を上げられる
 

上記についてはそれぞれお答えしますがまずはメーカーと技術系アウトソーシング会社の違いについてご説明しますね。

メーカーと技術系アウトソーシング会社の違い

メーカーについては別の言葉では「メンバーシップ型」と言われており、「人に対して仕事を割り当てる」日本で主流の雇用形態です。「総合職採用」や「就社」とも表現されますね。

これまでの日本では終身雇用を前提としていた為、仕事内容、キャリアアップよりも会社に長くいれば、雇用が守られ、年功序列によっての昇級等があり、転職せずとも安心して働ける環境ではありました。

ただ残念ながら今では終身雇用だとを胸を張って発信している会社は減少傾向にあります。

「メンバーシップ型」の比較対象として言われているものに「ジョブ型」があります。
「ジョブ型」については「メンバーシップ型」の反対で「仕事に対して人を割り当てる」雇用形態です。「専門職採用」や「職に就く」=「就社」ではなく「就職」と表現するとわかりやすいかと思います。

メリットについては「メンバーシップ型」と比べ、専門職の仕事に集中しやすいことで、スキルを磨きやすい点です。技術系アウトソーシング会社はこの「ジョブ型」に近い働き方になります。

ここまでお話しするとイメージができてくると思いますが今、求人企業から求められるのは「どのような会社に在籍していたか」ではなく、「在籍企業でどのようなスキルを身に付けてきたか」になっています。

改めて技術系アウトソーシング会社のメリットについてお答えしますね。

メリット① やりたい仕事を生涯続けることができる 

お伝えしました通り、メーカーの選択と集中等に背景によって突然やっていた仕事が縮小、またはできなくなってしまうリスクはあります。
仮に好きな開発職が突然できなくなったらどうでしょうか?
良くないパターンとして部署異動によって例えば営業職といった希望外の異動があるかもしれません。

解決策として新たな開発職が挑戦できるメーカーに転職することが一番ですが、次の会社もそれが必ず保障されるわけではありません。
その中で技術系アウトソーシング会社なら仮に派遣先企業がそのような状況になっても別の派遣先企業で開発職を続けることができます。

メリット② 自身の市場価値を上げられる

こちらも同様に、今まさしく求めているのは有名企業の在籍経験ではなく、保有されている経験、スキルを重視していますので技術を磨きたいという方には技術系アウトソーシング会社のほうがより効果的にスキルを磨きやすい環境かと思います。

技術系アウトソーシング会社に共通することは

社員一人一人のスキルが磨かれる ⇒ 派遣先企業からの評価も上がる 
⇒ 高単価での契約となる ⇒ 社員の昇級にもつながる 
⇒ 技術系アウトソーシング会社全体の売上UPにもつながる

と三方良しとなります為、技術系アウトソーシング会社も社員に対するフォロー体制や研修制度はとても充実しています。

なぜそこまで社員に対する投資ができるかというと、技術系アウトソーシング会社は製品、工場を持っているわけでもないので社員教育、育成に対して大きな投資ができるというのがシンプルな理由です。

技術系アウトソーシング会社は現在抱えている案件のデータベースを各社保有しています。中にはこれから市場に出る前段階での開発業務も多くあり、一足先に未来に必要とされる技術に触れる機会があります。
例えば、ある技術がどの企業も求めている傾向が強く出れば、社員に対してこのような技術を身に付けるときっとあなたの市場価値が上がると思うよ、といったアドバイスもできるようになります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
となると「じゃあ、どこの技術系アウトソーシング会社がおすすめなの?」という疑問が出てくると思います。

申し訳ございませんがその回答はこの場ですぐはできません。

技術系アウトソーシング会社と一言に言っても非常に多くの会社があってそれぞれ特徴が異なります。

例をあげますと

・設計、開発といった上流工程に強い技術系アウトソーシング会社
・年収水準が高い技術系アウトソーシング会社
・希望する勤務地を最優先してくれる技術系アウトソーシング会社
・案件量が豊富な技術系アウトソーシング会社
・未経験の方でも安心して働けるよう、豊富な研修制度を持っている技術系アウトソーシング会社
・定年65歳まで働ける技術系アウトソーシング会社

等々です。

もしここまでのお話でご興味を持っていただけましたら是非LHH転職エージェントにご相談ください。
ご相談ベースでもかまいませんのでご志向、ご要望に沿って、最適な会社をご提案させていただきます。
もちろん、メーカー求人も豊富にご用意しておりますので是非一度色々お話させていただけましたらと思います。

お問い合わせはこちらまで!

【筆者】
内藤 隆司 / Takashi Naito
EMC紹介部 セミコンダクター課 コンサルタント
【略歴】前職医療機器メーカーの営業を経て2008年2月にエンジニア特化型の転職支援会社に入社。
主に製造業のお客様に対し採用に関する支援を7年間経験。
その後エンジニアの転職を支援するキャリアアドバイザーに7年間従事。2022年4月から現職に在職。

累計1900名以上のエンジニア転職支援実績を生かし「潰しが効くエンジニア」へキャリアアップする為の提案力に強みを持つ。

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