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乳がん手術で入院

2024年4月16日(火)
人生はじめての入院をする日
しとしと雨の火曜日…まるで私の涙雨

受付時間10時ギリギリで到着。入院フロアは産婦人科も兼ねたフロアの様で女性ばかり。産科は南、私は北だった。付き添ってくれた親とは入口で別れる。別れ際「LIAちゃん頑張って!ほらお父さん手を握ってあげて」って涙目の母。父と私は死に際みたいなこのやりとりに付き合う(笑) 高齢の親にこんな思いをさせて申し訳ないなと思いつつ、じゃね~サラリと部屋に戻った。

お部屋は希望通りの新しい4人部屋に通された。部屋全体が新品の香り、だが通路側、カーテンしか見えない。窓際がよかった。早速窓際への変更か広い個室への変更をお願いしてみた。だめだ、空が見えず狭い空間は息が詰まる。ココはお化けも出そうにないし個室もイケそう(笑)4人部屋ならでは?の談話も望めそうにないかも。入院当日はほぼ部屋にはおらず、タブレット片手に海が見える見晴らしのいい談話室で過ごすことになった。

▼マーキング

1時間もしたら主治医によるマーキングの時間になった「大丈夫ですか?緊張してます?」と主治医「もうここまできたので今は大丈夫です」といいながら診察台に寝転がる。研修医ちゃんと思われる女の子がエコーをしながらマーキング。
ここは大学病院なのでその類いの書類に同意をした。私の身体が今後の医療、誰かの役に立つならば喜んで差し出すスタンスだ。主治医は色んなコツを伝授しながら指導。戸田恵梨香カッコいい!

「先生、極力傷は小さめで頼みます。これまでの手術で一番切ってないぐらいにしてくださいね」と私(もう!しつこい)「はいそうね、わかりました。ところでやっぱり再建したい気持ちは今のところないってことで良いですよね?残す皮膚の量を加減するために聞きました」と。「一生入れたモノを出さずに居られるなら絶対お願いしますがそうでない以上しません。お腹も切りたくないです。とにかく傷を少なめで…」と断った。「わかりました。もし今後気が変わって入れたくなったとしても困らない程度にはしておきますね」

ここからこれまでの疑問点を解消していく
▼サブタイプ……

「先生わたしのサブタイプってやつを教えていただけますか?」と聞いてみた「LIAさんの場合は検体(と言ったか?)の量が少なくて、検査時点では調べることができませんでした。術後になりますね。多分ホルモン治療かなぁ。詳細は術後ですね」と。

▼センチネルリンパ節生検の術中迅速診断…

「なぜ、私は迅速診断をしないんでしたっけ?」「LIAさんの場合はMRI上でセンチネルリンパ節への転移はありませんでした。リンパへの転移があったとしてもその数によっては術後に放射線治療で治療することが可能なんですね。"有る"だけの判断でリンパをごっそり取る事は浮腫みや腕の可動にかなり影響がでて身体への負担が残ります。今のところ転移の可能性は低く、もし見つかったとしても取り除くための再手術になる可能性も少ないと見ています。そのような現状を踏まえた上で急ぎ判断をするのではなく、術後にちゃんと相談して最善を見つけたいと判断しました」

疑問点が頭に落とせて満足。
戸田恵梨香はさらに輝いてみえた♡
この主治医でよかった!

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