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93冊目:15分あれば喫茶店に入りなさい。

著者 齋藤孝で迷わず読み始めたこの本。
喫茶店を家と外の中間的な場所として活用する方法をかなり詳しく、齋藤孝さんの実体験を交えて書かれていて、インドアな私も早くカフェに行きたい気分です。

ここで紹介される喫茶店の利用方法は、濃い密度の集中力で仕事や勉強に取り組むための仕事術「喫茶店タクティクス」。取り組む事柄は思考を深める、アイデアを生み出す、内省するなど、なんでもOK。でもまずは準備から。

持っていく道具

喫茶店に行く時は、人との待ち合わせ前、仕事前、ちょっとできた隙間時間などの、ほんの15分、コーヒー1杯分くらいです。そのためにあれやこれや荷物を持つのは重いし大変。持ち歩くものは最低限にします。本書では7つの道具が紹介されていたけど、ここでは私的に厳選した道具3選を紹介。

  1. 手帳

  2. 四色ボールペン

  3. 時計

本書ではA4用紙の利用方法やストップウォッチ活用法、三色ボールペンの使い分け方などが紹介されていました。

「事前準備は赤」「結果は青」「生産的な事柄は緑」というルールを作れば、その日の成果がしっかり視覚化できます。

本書より三色ボールペンの使い分け

懸案事項リスト

頭に引っかかっているモヤモヤしたもの。気になること。そういう漠然とした不安を解体していく作業をやるには喫茶店は最適です。

  1. 手帳に懸案事項を書き出す

  2. 整理して、番号を振り、手帳に一覧表にしておく

懸案事項が整理されると、それがフックになり日常で入ってきた情報から新たな発想が湧いたり、会話のきっかけになったりします。ある程度仕事で成果を上げたり、出世したい欲があるならこの懸案事項があればあるほど良い。

おのずから懸案事項がどんどん増えていくように働きかけ、「コレとコレとコレがどうしても頭に引っかかっているから、調べなくてはいけない、考えなくてはいけない、整理しなくてはいけない、文書化しなくてはいけない…」ということを、自分の中でたくさん作っていくべきです。

本書より

オススメ喫茶店

本書では、著者である齋藤孝さんが実際に愛用していた喫茶店も紹介されています。私も行ってみよう

  1. 神田伯剌西爾

  2. COFFEE HALL くぐつ草

そのほかにもスタバやサンマルクカフェ、ドトールなど、目的や場所により色々利用されるみたいです。


最後にまとめとして内容がイラストで描かれていてそれがとても可愛かった。

イラスト 伊藤ハッピー

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