100万冊の本を読む

100万冊の本を読むことを目標にnoteの投稿を始めます!本の感想やおすすめ度など色々…

100万冊の本を読む

100万冊の本を読むことを目標にnoteの投稿を始めます!本の感想やおすすめ度など色々書いていきたいです。

最近の記事

105冊目:選択の科学

選択という日常的な行為を科学的に研究した内容がこの本には書かれている。 集団主義と個人主義の社会 本書の序盤に社会的価値観とパフォーマンスの実験の話がある。アングロ系アメリカ人(個人主義社会)の生徒とアジア系アメリカ人(集団主義社会)の生徒を比較し、自己選択権がある場合と、選択権がない場合でパフォーマンスがどう変わるかを見る。 するとアングロ系の生徒は自己選択が可能な時に最も成績が良く、アジア系の生徒は「母親の指示だ」と伝えられた場合に最も成績が良く、意欲も高かった。

    • 104冊目:一切なりゆき

      樹木希林さんの名言が詰まった一冊。 ずっと読みたかった本。映画を見て、演技が凄くて、偉人のような遠い存在だと思っていた人だったけど、この本を通して樹木希林さんの言葉や考え方に共感し、少し親近感が湧いた。 欲 樹木希林には欲がない。物事に対する執着がない。家族に対しても、自分自身に対してもない。女優という仕事にも執着がなく、辞めろと言われればやめるという。少し人間らしくないかもしれないけど、その事について書かれていた言葉を読んだ時、一気に親近感が湧いた。 そんな樹木希林さ

      • 103冊目:裸でも生きる

        マザーハウスの代表兼チーフデザイナーである山口絵里子さんの半生が赤裸々に語られているビジネス戦記。壮絶な人生、めっちゃ面白かった。この本を読み終わった今、仕事でちょっとバングラデシュに関わることになって、相変わらず本と出会うタイミングが完璧だった。 山口絵里子について 努力の人。学生時代は柔道に励み、男子部員に混じって死ぬほど練習をする。大学では開発学を勉強し、のめり込む。発展途上国の現場を知るためバングラデシュに旅行し、そのままバングラデシュの大学に進学する。 会社の

        • 102冊目:本日は、お日柄もよく

          今度友人の結婚式でスピーチをすることになった。結婚式の参加も、スピーチも初めて。 そんな時に出会った原田マハさんのこの本は、スピーチライターのお話。結婚式の祝辞から選挙演説とスピーチを通して世界が変わっていく様子が描かれていてすごく面白かった。 そしてあわよくば、この本で学んだことを本番のスピーチに活かしたい。 スピーチの極意 十箇条 スピーチの目指すところを明確にする エピソード、具体例を盛りこんだ原稿を作り、全文暗記する 力を抜き、心静かに平常心で臨む タイ

        105冊目:選択の科学

          101冊目:エッセンシャル思考

          話題の本を読んでみました。電子書籍で読んだので、引用する際のページ番号が紙の書籍と異なるかもしれない可能性があり、ページ番号は省いております。 エッセンシャル思考とはそもそもタイトルになっているエッセンシャル思考とは何か。それは、短い人生の中の、残されたわずかな時間をどう使うかという問いに対する生き方の選択肢のようなものだと思う。 選ぶことを選ぶ 大人になるということは、つまりできることが増えることだと思う。だけど、「できる」ことが増えたせいで「やらなくては」も増え、ス

          101冊目:エッセンシャル思考

          97-100冊目:新幹線のおとも

          新幹線に乗る前にいつも小説を一冊買う。新幹線の切符を栞がわりに挟んでおくと、小説がそのまま旅の思い出になる。そんな感じに最近読んだ小説を4冊紹介。どれも話題作ばかり。 理由は簡単、入ってすぐの目につきやすいところに置いてあり、お店に入ってからレジまで最短ルートで購入できたから。新幹線前の気持ちが焦っている時にはちょうどいい。  ぎょらん町田そのこさんのぎょらん。これはめちゃくちゃ話題作。そして表紙はイクラのようなぎょらんでインパクト強め。これを電車の中で読んだ私は大失態。

          97-100冊目:新幹線のおとも

          96冊目:AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣

          最近は重たい本を持ち歩くことなく、ケータイで読める電子書籍の良さに気づいてしまい、紙の本を読む時間が減った。 しかもセールとかになってると、ついつい気軽にポチッと購入して、読み始めてなんか違うとか思う。 この本もセールで購入したけど、リーダーの習慣ってつまり、人の上に立つ側の人(管理職)の話で、新卒1年目の私にはほとんど関係のない内容。 だけど、よくよく読んでみて、自分の上司に当てはめてみると、書かれている内容が上司にピッタリ当てはまっている。あぁ、私の上司はトップ5%

          96冊目:AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣

          95冊目:再生可能エネルギーが1番わかる

          部長から勧められて読んだ本。とてもわかりやすくて良かった。けど知らない世界すぎて、すぐに忘れちゃいそうなのでメモ程度に諸々記録しておきます。 太陽光発電発電設備  太陽光パネル→不安定な直流電流 パワーコンディショナー→交流電流に変換、低電圧 変圧器→高圧送電線(6600V)まで昇圧 一式の初期投資額はkwあたり30万円前後。うち7割がパネル。決め手は昼間の太陽エネルギーをいかに確保するか(稼働率)、借地料(平米100円が水準) 風力発電風車の大きさと風速で決ま

          95冊目:再生可能エネルギーが1番わかる

          94冊目:暇と退屈の倫理学

          新幹線のお供に買ったつもりが、前半戦は読むのに苦労し、後半やっと理解が追いついてきて面白くなってきた本。 倫理学系の本は読んだことがなかったけど、最終的に結論があるわけでもなく、読みながら考察の過程を一緒に楽しめる体験型アクティビティみたいだった。たまにはいい。 好きなこととは何か。最終的には暇と退屈を定義し考察していく本書も、前半は「好きなこと」とは何かという比較的入りやすい考えで始まる。 そしてこの「そもそも論」。そもそも人は好きなこと(暇があればやりたいこと)など持

          94冊目:暇と退屈の倫理学

          93冊目:15分あれば喫茶店に入りなさい。

          著者 齋藤孝で迷わず読み始めたこの本。 喫茶店を家と外の中間的な場所として活用する方法をかなり詳しく、齋藤孝さんの実体験を交えて書かれていて、インドアな私も早くカフェに行きたい気分です。 ここで紹介される喫茶店の利用方法は、濃い密度の集中力で仕事や勉強に取り組むための仕事術「喫茶店タクティクス」。取り組む事柄は思考を深める、アイデアを生み出す、内省するなど、なんでもOK。でもまずは準備から。 持っていく道具 喫茶店に行く時は、人との待ち合わせ前、仕事前、ちょっとできた隙

          93冊目:15分あれば喫茶店に入りなさい。

          92冊目:コンサル一年目が学ぶこと

          私も社会人一年目なので、他の業種の一年目が何を学んでいるか、興味本位で読んでみました。感想としては、どんな業種にも応用できる普遍的な思考術が書かれていて、すごく勉強になりました。 本書の中で紹介されていたのは著者の一年目の時の経験や学びがざっくり、そして読者へのおすすめ参考書でした。具体的ではない分、逆に読みやすかったけど、内容の深さレベルが一年目向け(これから2、3年かけて勉強していく余裕がある前提)なのは否めない。 考え方を考える 一年目のコンサルの仕事ではリサーチ

          92冊目:コンサル一年目が学ぶこと

          91冊目:自分をよろこばせる習慣

          2024年!最初の読書は「自分をよろこばせる習慣」でした。今年も自分をたくさん喜ばせたい(^^) 悦る 自分をよろこばせる習慣のよろこばせるは「喜ばせる」てはなく、「悦ばせる」である。これは<喜びが外からやってくる刺激> に対して、 <悦びは内側から湧いてくる感情> だから。 何に喜ぶかは人それぞれ。その外からの刺激を求めることは、コントロールできないことをコントロールすること。だけど何に悦ぶかは自分が1番わかっている。自分でコントロールできることを、コントロールする。

          91冊目:自分をよろこばせる習慣

          90冊目:ふつう

          2023年ラスト読書はふつうでした。友人が貸してくれて、なんとなく読み始めたらセンスの塊やった。 ふつうで愛らしいもの 著者は日本のプロダクトデザイナーである深澤直人。彼は無印良品のデザイナーでもあり、ふつう、あたりまえ、デザインされていると感じさせない日常に溶け込む商品を生み出している。そんな彼のふつうへのこだわりが本書から感じられて、私もまたふつうっていいなぁと思った。 この本を読むまではデザイン性や斬新さ、目新しさはいいことだと思っていた。普通なものは面白くない、

          89冊目:本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる

          表紙が可愛くて購入。内容は素敵な時計を持って毎日をもっと素敵にしましょうというような内容でした。著者が高級ブランド店で働いていたころに、お客様として現れた素敵なマダムたち。彼女たちは上質なものを身につけ、上質な時間を過ごしていた。そこからヒントを得て、私たちにもできる、毎日を豊かにするアイデアが綴られています。 豊かな時間が流れる場所 選び抜かれた内装や装飾、洗練された空間、好きな場所、その場に身を置き、ゆったりとした空間を味わい楽しむことができると所作や表情も自然と変わ

          89冊目:本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる

          87-88冊目:雄気堂々(上・下)

          入社初日、そそくさと帰宅しようとしていたところにある部長さんがきて、この本をくれました。上巻は渋沢栄一の幼少期から30歳までのお話。下巻はその後のお話。渋沢栄一という人物について、人柄や、生きた時代、周りの人たち、時代小説らしく読みやすく、面白く、そしてより深く理解できた。 渋沢栄一 倒幕→幕府 渋沢栄一は血洗島(埼玉県深谷市)で農家として生まれた。まだ身分制度の残る江戸時代後期、世の中は尊王攘夷(反幕府運動)の流れにより乱れていた。栄一自身も、倒幕や横浜を焼き討ちにしよ

          87-88冊目:雄気堂々(上・下)

          81-86冊目:最近読んだ本

          入社してから本を読む時間は確保できているものの、それをまとめる時間が取れてなかった。 日々節約を心がけてる私のお金の使い道は本のみ。本だけはケチらずに買う、本屋があればとりあえず入る。そんな毎日の中で出会った本を紹介。 星の王子様 1冊目は星の王子様。小学生か中学生くらいの頃に一度挑戦したけど、面白いと思えずに途中で読むのをやめてしまった。そして、今大人になってもう一度挑戦。無事読了。 仕事終わり、寝る前に布団の中で読んでいくうちに、心が少年に戻っていくような感覚にな

          81-86冊目:最近読んだ本