94冊目:暇と退屈の倫理学
新幹線のお供に買ったつもりが、前半戦は読むのに苦労し、後半やっと理解が追いついてきて面白くなってきた本。
倫理学系の本は読んだことがなかったけど、最終的に結論があるわけでもなく、読みながら考察の過程を一緒に楽しめる体験型アクティビティみたいだった。たまにはいい。
好きなこととは何か。最終的には暇と退屈を定義し考察していく本書も、前半は「好きなこと」とは何かという比較的入りやすい考えで始まる。
そしてこの「そもそも論」。そもそも人は好きなこと(暇があればやりたいこと)など持