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本当に自分がしたいこと=無意識に・集中して・繰り返してしまうこと

ふと。「自分がしたいことは何か?」に対して「自分のしたいことは〇〇」があるヒトの方が心理的にリッチなような気がしました。

なので、「『自分が本当にしたいこと』を明らかにする手順(コツ)」と「コツを実践してみた結果・効果」を記載してみます。

■『自分が本当にしたいこと』を明らかにする手順(コツ)

(1) 「外の世界(世の中の基準)」で「したほうがいいと言われること」をゼロにする。
(2) 「内の世界(自分の基準)」で「したいこと(快の感情と活動)」を明らかにする。
(3) 外の世界で意味のある活動と紐づけする=ヒトの役に立つ形にする。

以下、解説です。

(1) 外の世界(世の中の基準)でしたほうがいいと言われることをゼロにする。

いきなり「したいこと」を考えると、「自分が本当にしたいこと」と、世の中的に良いと言われていて「世の中の基準でしたほうがいいこと」がごちゃっとなって出てくることが多いと思います。

代表的な例は、人/モノ/カネの資産、地位/名声、スキル/能力、優劣/評価など、世の中の基準であったほうがよいとされるものです。

もちろん、「自分がしたいこと」をするために、達成した結果として、2次的に上記が必要だったり、得られたりすることはあると思いますが、1次的に上記が「本当に自分がしたいこと」にはならないと思います。

なぜなら、生まれた瞬間に「お金が欲しい!」というヒトはいないからです。本質的に、生き物として、1つの個体の人間として「したいこと」は、
もっと内的で、1人1人の快不快の感情からくるものになるはずです。

なので、ここでは1度、外の世界のことはゼロ、シャットアウトします。

・宇宙も世界も国も町も家も、自分の周りの「空間」は無いものとします。
 せいぜい、いま座っている椅子だけがあるとしましょう。

・「人間関係」も同じです。親も家族も、友人も同僚も、他人も無いものとします。この世に生きているのは自分だけだとしましょう。

・「モノ」も同様です。世の中に存在するモノやお金はいったん無いものとしましょう。

つまり、自分以外の周りは「無」です。何もない世界だと思い込みましょう。「何もない世界に自分がただ椅子に座っている」そのぐらいの感覚にします。

(2) 内の世界(自分の基準)でしたいこと(快の感情と活動)を明らかにする。

『自分が本当にしたいこと』とは「自分が快の感情を得られる活動」だと思います。なので、過去に自分が快を感じたタイミング・活動をあきらかにしていきます。

このときポイントがあります。
「自分がしたいこと=無意識に・集中して・繰り返してしまうこと」というものです。この3つが当てはまると、それが「本当に自分がしたいこと」である可能性が高いです。

①無意識にしてしまう
誰にも頼まれていないのに無意識にしてしまうことってあると思います。

わたしの場合は「知ること(集めて整理すること)」です。何かを「知る」ということが楽しくて楽しくて仕方ないです。

それが誰かの役に立たなくても、自分にとってあまり意味がなくても、ついつい知る、集めて整理する、という活動をしてしまいます。病気です(笑)

そんな癖ともいえる快の感情が得られるタイミングと活動をあきらかにします。

②集中してしまう
その作業をしていたら時間を忘れて没頭してしまうことがあると思います。「あれ・・もうこんなに時間がたったのか・・はやいな・・」というような。

苦手なことや、嫌なことは時間がたつのが遅く感じますが、本当にしたいことは、集中してしまうので時間がたつのが早く感じます。もっというと時間がたつのを感じないというのが近いです。

ちなみに、この記事を書いていていつの間にか1時間が経とうとしています。わたしにとっては知ったことを「書く」ことも「本当に自分がしたいこと」です。

③繰り返してしまう
昔も今も繰り返ししてしまうことがあると思います。子供のころから誰にも頼まれていないのに集中してしまうことがあったとして、今も同じようなことをしてしまっていることがあると思います。

わたしの場合はやはり「知る(集めて整理すること)」です。あと「書く(文字にすること)」です。書くことは大人になってから好きになりました。

具体的には以下のようなことで、繰り返し活動してしまっています。

・数学の解き方を知る。(数学の解き方=公式を集めて整理したがる・してしまう)
・人間の心の在り方を知る。(心理学の知識を集めて整理してしまう)
・業務のプロセスを知る。(業務プロセスを可視化して整理してしまう)
・日々の活動を文字に書く。(文字を書いて活動を整理してしまう)

(3) 外の世界で意味のある活動と紐づけする=ヒトの役に立つ形にする」。

ここまでで「自分が本当にしたいことを明らかにする」ことはできているのですが、このままだと「自分だけの趣味」となってしまいます。

もちろんそれでもかまわないのですが、どうせならそれを外の世界でも使える、人の役に立つ形にしてあげると、それをヒトに提供できるし、それでお金を稼げる可能性がでてきます。

結果として、それを日々の仕事として「自分が本当にしたいことをして生きている状態」に近づくことができます。

ここはわたしも悩みどころ、チャレンジ中です。

「知る(集めて整理する)」と「書く(文字にする)」だけだと、自分のための遊び、趣味になってしまうので、ここに「ヒトの役に立つ形にする価値をアドオンする」のが良いかと思っています。

 「ヒトに価値がある解決イメージを作成する」 ←アドオン①
 「現状を、集めて整理する、文字にする」 ←勝手にやってしまう
 「問題点を設定する」 ←アドオン②
 「解決策をつくる」 ←アドオン③
 「解決する」 ←アドオン④

たとえば・・・
①組織のマネジメントに時間がさけないマネジメントに対して、
 業務プロセスを可視化・仕組化して、マネジメントを不要にするサービス

②本当にしたいことを明らかにすることを支援するサービス
などですかね。。

今日はいったんここまで記載にします。
ではでは。

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