見出し画像

ブラック企業を求人情報から見分ける方法

転職で絶対に避けるべきは、「労働者に劣悪な労働環境を強いるブラック企業」へ転職しないことです。

一度ブラック企業へ転職してしまうと、自分の心身がボロボロになるだけでなく、逃げの転職をせざるを得ないのでキャリアに傷がつき、次の転職難易度が爆上がりします。

そういった不測の事態を避けるためにも、ブラック企業へは応募しないに限ります。
内定出た後にブラック企業と判明したら、選考にかけた時間が無駄になってしまいますもんね。

というわけで、ブラック企業の求人に見られる特徴を紹介しましょう。

ブラック企業を求人情報から見分ける方法7選

ブラック企業の求人に多い、該当する場合は絶対にブラック企業というわけでは無いので注意しましょう。
あくまで、ブラック企業の確率が高いので、オープンワークなどのクチコミサイトをちゃんと読んでから応募してね!という注意喚起です!

①給与表記が「みなし残業」や「固定残業代」

毎月30時間などの残業代を給与に組み込むことで、基本給を高く見せるために悪用されることが多いです。
基本給の金額や残業代の明記がない場合が多く、きちんとした労働条件がわかりづらいです。

  • A社:年収450万円(みなし残業時間として月30時間。標準賞与120万円)

  • B社:年俸400万円(固定残業代なし)

この2社のうち、給与条件がB社です。
求人票の年収はA社>B社なんですが、B社の方が基本給が高い上、残業代がしっかりと出るので最終的に年収が高いことが多いです。

②求人票のモデル年収が高すぎる

ブラック企業の多くは、モデル年収が高いことが多いです。そのカラクリとしては、厳しいノルマを達成した場合の成功報酬を考慮してる場合が多いからです。事務職、技術職といった専門職であればリアルの高い数字かも知れませんが、営業職であればビンゴ!

想定年収は1つのモデルであり、必ず提示された金額を約束するものではないです。「しっかり稼げる」と書いてるのは、「※厳しいノルマを達成したら」が隠れてるのを覚えておきましょう。

③求人票に、いろんな手当が書いている

モデル年収を少しでも高くするために、いろんな手当を書いてる求人票も時々見かけます。
手当が多いとホワイト企業っぽい印象を受ける人が多いですが、実際にもらえるか?という視点が抜けてます。
支給実績のない手当が記載されていることもあり、研修・資格奨励金充実と書いていても、取得した時にだけもらえるという条件が隠れてたりします。

年収520万円(月給29万円+残業手当+諸手当+賞与)と書いてたら、ちょっと怪しいなぁと思うようにしましょう。
やはり、基本給がしっかりと高い会社が一番です。

④1年中、求人を募集している

事業が成長していて一時的に採用を強化しているなら問題ありませんが、求人をずっと募集してる会社は要注意です。
社員が定着しないので、ずっと求人を出しています。ブラック企業は社員をしっかりと育てるという感覚がなく、使い捨ての消耗品だと思ってるので、どんどん社員を使い潰していきます。

⑤オーナー企業で、社風が独特

オーナー企業の多くは社風が独特で、一種独特な宗教の様な雰囲気や考え方が存在します。

私が新卒で入社した会社の独特の雰囲気を挙げると、居室に入るときは大きな声で「おはようございます」と挨拶すること。営業職でも無いのに、声が小さいと何度も何度もやらされました。

オーナー企業は社長が神様のような職場。
社長の誕生日・バレンタインデーは女性社員がお祝いするという謎のイベントがあるくらい絶対的な存在で、変なルールで溢れていて風通しが非常に悪く、ブラック企業の温床です。

⑥求人票に、要注意なキーフレーズに溢れてる

ブラック企業の求人票によく見かけるキーフレーズをピックアップしました。

  • 固定残業代・・・残業が日常的になる

  • アットホーム・・・社員数が少ない。

  • 大量採用・・・離職者も多い

  • ノルマなし・・・ノルマではなく、目標がある

  • 提案営業・・・新規開拓営業、飛び込み営業。と同義。

  • 幹部候補・・・みなし管理職

  • 週休2日制・・・毎週2日休みでは無いです。完全週休2日制が毎週2日休みです。

⑦仕事内容が分かりにくい

具体的な業務内容がイメージできない職種は、誰もやりたがらないブラックな仕事の可能性が高いです。
例えば、飛び込み営業は「コンサルタント営業」や「ソリューション営業」と呼ばれます。
誰もやりたがらない仕事に、都合の良いラベルを貼ってるだけなので、要注意です。

まとめ

ブラック企業の求人あるあるを紹介しました。
ブラック企業の求人情報は、自分をよく見せるために非常に甘い言葉を使ってきます。
待遇アピールが多いので一見、魅力的に映るかも知れませんが、騙されないようにしましょう。

怪しいなぁと思ったら、オープンワークなどのクチコミサイトをちゃんと読んでから応募してください!

https://www.vorkers.com/

また、より効率的な転職活動を進めるために、以下のマガジンもおすすめです。


ここから先は

0字
不定期で記事の追加・更新をしており、コンテンツボリュームの増加に伴い、値上げするため早めの購入がオススメです。

転職は今の会社から逃げる行為ではないです。 今の会社よりも、良い条件で雇ってくれる会社を探す行為です。 ブラック企業を避ける方法。ホワ…

活動費として大切に使います!