見出し画像

【高齢期リハビリ】精神科医の生活習慣処方

生活習慣とリハビリは非常に相性が

良いと常日頃思っておりまして。


体調が崩れる・身体が弱る理由


病気や体調にしても

身体機能、精神面にしても

生活習慣によって良い方向にも

悪い方向にもいくのは

なんとなく私達も実感としてあると

思います。


睡眠不足や脱水、低栄養であれば

その日は

頭がボーッとしますし

身体も何かだるい。


一日動かなければ

寝付きも悪くなるし

身体がなまった感じもします。


基本的に

食事・水分・排泄・活動・休息

で人は生きている

どれかが崩れると

人は不調になるようにできているわけです。

そういった理由で

訪問リハビリでも

生活処方をしております。



そんな中

最近出会えた本です。

生活習慣を処方する精神科医の本を

買いました。


まずお薬よりも

生活習慣を変えましょう、

薬は特定の疾患やどうしても必要な

ときに使いましょう、という

スタンスの医師が書いた本です。


中でも印象に残ったのは

患者自身が治療に参加することが大切

と書かれていたことです。


つまり

医師=治療者
患者=治療を受ける人

だと患者は薬だけに期待してしまい

行き詰まる結果になりやすい。

この場合、患者は受け身の姿勢ですね。

これではダメだと。


高齢期リハにも生活習慣の視点を


これ高齢期(生活期)リハビリでも

同じことですよね。

セラピスト=治療
利用者=治療を受ける人


極端な例でいいますと

利用者さんがリハビリ以外の時間

ずっとテレビ観ている生活
リハビリを受けてさえいれば健康になれると思い込んでいる

では

健康には近づかない

となりますよね。

もちろん

80代後半くらいの方や疾患にもよりますが

そのあたりは臨機応変に。


ですので

高齢期リハビリでも

生活習慣を見直すこと
そこに本人が参加すること

大事だなと思います。



最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?