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子どもの安全確保、最強の3点セット。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

登下校の安全について

新学期になりました。子どもたちは、新しいメンバーといいスタートが切れたでしょうか。

私の住む地域では、登校班に1年生が加わり
登下校がスタートしています。

いよいよ、新学期という感じがします。

今日は、登下校中の交通事故の話を書きます。

まずは、次のグラフを見てください。

HP)児童・生徒の交通事故防止対策について(内閣府のHPより)

見て分かるように、小・中・高校生の全てにおいて、
登下校の交通事故が多いことが分かります。

小学校1・2年生や
通学路が変わった高校1年生の件数が多いように思います。
(高校生は、家から学校が遠いためでしょうか。意外と登校時の件数が多いですね。)

親としては、事故なく無事に登下校してほしいと願うばかりですが、
親(先生)のちょっとした対応で
事故にあう確率を下げることができます。

事故にあう確率を下げる方法

事故にあう確率を下げる方法。
それは、

機嫌よく出発させる。

というものです。

不機嫌な気持ちで、登下校していると
うつむき加減になって歩いたり、
周囲に気を配れなかったり
気持ちがそわそわしていたり…と
安全に気を付ける余裕がなくなってしまいます。

事実、そういう時に
いつもならしない行動をしてミスをするという研究結果もあります。

それが、登下校時に起きた場合、事故につながる可能性があるのです。

これは、
朝 :おうち方が子どもを送り出すとき
夕方:先生が子どもを学校から送り出すとき
どちらともに言えることです。

余談ですが…

気持ちが前向きな方が
勉強面でも、
友達関係の面でも
いい結果が見られるのは間違いありません。

不機嫌な子は、勉強に集中できなかったり、周りの人にも嫌な空気を与えてしまったり…とプラスのことはありませんよね。

機嫌よく出発することで、登下校時の安全面だけでなく、
その他の面でもいいことが多いのです。

登下校に向けてできること

では、どんなことができるのでしょうか。

それは、

登下校前に楽しい気持ちにさせる。
登下校後に楽しみを用意する。

というものです。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
意外と毎日は大変なんです。

特に登下校後の楽しみを用意って毎回は厳しいですよね。

でも、これを意識しておくだけで
子どもを笑顔にして見送ろうという気持ちになりませんか。

親ができるご機嫌アップの最強の方法。

親ができるご機嫌アップ最強の方法は。

やっぱり
スキンシップをとり、
ポジティブな声かけをし、
笑顔で送る

この3点セットでしょう。

年齢によって、
ハグをする。ハイタッチをする。とスキンシップの方法が変わるでしょう。

ポジティブな声掛けも
時期や季節によって変わるでしょう。

ただ、この3点セット
毎日無理なく、
機嫌よく出発させる方法だと思っています。

だから我が家では、
ハイタッチをし、
ポジティブな声掛けをし、
笑顔で言葉を交わして、私が先に出発しています(笑)

声掛けに関する記事も書いています。ぜひ読んでいただければ嬉しいです。



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