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子どもの行動を変えられる「地味に伝える」術とは?

私は、小学校で指導教諭をしています。
noteでは、
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

地味に、地味に、じわじわと。


親が、自分の思いを伝えることは、非常に重要です。
親の価値観を子どもに伝えることで
子どもは善悪の判断
社会ルールを理解(他者とのかかわり方)
などを学びます。
それが、
自分の行動(考え方)の指針になることもなるでしょう。


『その「一言」が子どもの脳をダメにする』という本に

私たちは、子どもに伝えたいことを、自分のエピソードを交えながら何度も繰り返し話すことを、「地味な刷り込み」と呼んでいます。

その「一言」が子どもの脳をダメにする

というものがありました。

本当に大切だと思います。やっぱり本を書く人は、表現が上手です。

自分の思いを伝えるとなると、
ついつい畏まっている場面を
思い浮かべてしまうかもしれませんが、

事あるごとに
「地味に」伝えていく。

日々の中で、
「地味に」出していく。

じわじわ伝えていく(笑)

そんなイメージです。

例えば

子どもが、試験の前に勉強に乗り気じゃないとします。
ここでは、
漢字検定を例にします。

(以下、私の実話。)

「実はお父さん、後悔していることがあるだ。実は、数学検定ってものがあってね。中学生の時に、友達に誘われて、4人の友達と受けたんだ。友達たちと数回は一緒に勉強したんだけど、ほかは全くしなくて…。まぁいけるだろうって。そしたら、お父さんだけ落ちてしまって。あれはつらかった。友達は、ちゃんと家でも勉強したらしい。だから、英検は頑張って勉強したよ(笑)」

ここでは、だから、勉強しなさいとは言わないのがいいかもしれませんね。



教訓、訓示のように
説教にならないように
ポロッと話題にするのがいいと思います。

さらに
事前に話す内容を考えておいて、
ここぞという時に
自然に話題にすることもできるのではないでしょうか。

なんと策士なことでしょう(笑)
でもそれができたら
すてきなことだと思うのです。


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