見出し画像

介護の交通費を節約する方法


JRの割引制度

JRには介護割引がありません。しかし、インターネットで申し込めるチケットで様々な割引制度は用意されています。そのため、JRのオンラインチケットの購入を前提として、下記に該当するようなチケットを購入することで、交通費を節約することができます。

  • えきねっとトクだ値: JR東日本による会員登録制の割引サービス。通常料金より5~40%安く特急券や乗車券を購入できるが、列車や席数、区間に制限があるため、事前に確認が必要。以下はいくつかの主要なプラン:

    • えきねっとトクだ値:当日までのお申し込みで5~40%割引。

    • お先にトクだ値:13日前までのお申込みで25~40%割引。

    • お先にトクだ値スペシャル:20日前までのお申込みで50%割引。

    • えきねっとトクだ値(チケットレス特急券):出発時刻までのお申込みで35~50%割引。

  • 大人の休日倶楽部(ミドル・ジパング): JR北海道及びJR東日本の会員限定サービス。男性50~64歳以上・女性50~59歳以上の「ミドル」は、JR北海道とJR東日本の切符が何回でも5%割引。男性65歳以上・女性60歳以上の「ジパング」では、JR北海道とJR東日本の切符が何回でも30%割引。ただし、このサービスには年会費がかかる。

  • エクスプレス予約: JR東海とJR西日本の会員制サービス。東海道・山陽・九州新幹線を1年を通してお得な価格で利用できる。さらに早めの予約で、さらにお得な商品も存在する。

  • e5489(いいごよやく): JR西日本のインターネット予約サービス。JR西日本の「J-WESTカード」会員なら、山陽新幹線、九州新幹線、北陸新幹線、そしてJR四国・JR西日本・JR九州エリアの特急列車などの切符を特別価格で利用できる。

ANAの介護割引

  • 航空会社各社が提供している介護割引の中で、ここではANAの制度を取り上げます。ANA以外の航空会社を使用する場合は、各社のHPを参照してください。
    ANAは、高齢者や身体の不自由な方を対象に、特別な割引を提供しています。具体的には、要介護度1以上の方と、その同行する介護者(最大2名まで)が対象となります。割引額は、通常の運賃から一定の割合で減額されます。予約や購入はANA国内線予約センターやANA国内線空港窓口で行えます。ただし、適用を受けるためには、「介護割引適用申請書」の提出や、「介護保険被保険者証」や「障害者手帳」などの書類提示が必要です。

  • これらの割引を使用するには、事前登録が必要になります。またANA等の介護割引を使用するのであれば。LCCの通常便のほうが安い可能性もありますので、総合的に値段の比較を行う必要があります。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/fare/domestic/kt/

高速バスの介護割引

高速バスは介護者向けの割引は基本的にありません。運賃が安価ですが、身体的負担が大きいので、基本的には新幹線か飛行機をお使いになられたほうが良いかと思います。
特に介護者の体調悪化が介護生活では致命的になりますので、費用面の工夫はしながらも、ご自身の体調を第一にしながら、介護を実施することをオススメいたします。

まとめ

介護では交通費の面だけでなく、さまざまなお悩みや苦労があるかと思います。
私たちがそれらのお悩みにできるだけご回答するべく、オープンチャットを開設しました。少しでも介護生活に不安をお持ちのかたは、ぜひオープンチャットからご相談ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?