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「嫌われた監督」鈴木忠平

5/5      その495

中日ドラゴンズ落合博満監督の偉業を綴った本。
どこからどう見ても落合監督は正しい。
これまでのくだらん常識、人間関係にとらわれず、勝利に向かって一直線に進み、成果を上げる偉大な業績を築いた。
あまりにも正論で進歩的で、周りのちっぽけな権力者がついていけないということだ。
俺はドラゴンズは一切ファンではないので理解できないのかもしれないが。
ファンにとって勝利以外の喜びはあるのか。
スターが監督になって古くからの中心選手が試合に出て、負け続ける試合を見たいのだろうか。
近鉄ファンの俺でも、大好きな鈴木啓示が監督の時は暗黒時代だったけど。
経営陣は本当のそれでいいのか、集客が落ちたのは買ったからか?落合だからか?負けても上げるのか?
今日の低迷ドラゴンズでもファンは喜んでいるのだろうか。
本書の落合の偉大さに本当に感動した。
報道機関等の伝える側に力量がないからうまく評価されていないけど。
悪いのは?

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