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【大学生が3分で説明するSDGsとジェンダー】SDGsとかジェンダーとかって何なんだ

■はじめに

最近ジェンダーやSDGsなどの言葉を耳にすることが多いですね
ジェンダーレス男子と言えばタレントのりゅうちぇるさんやMattさんらがテレビによく出演されています
企業はこぞってSDGsに向けた企業努力をアピールしています

「横文字や訳の分からない概念が増えてきたぞ・・・」
と思われる方も多いのではないでしょうか

私も大学でジェンダー学(必須科目)を取るまで知りませんでした
難しいですよねカタカナや英語の概念って

そもそもこれらの概念は海外から輸入したもので
本来であれば翻訳されてもいいものが
そのまま英語をカタカナに変換している為
訳がわからなくなっちゃうんですね

簡単にですが紹介しておきます

■ジェンダーってなに

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ジェンダーとは生物学的性別ではなく、
個人が自認するアイデンティティとしての性
例:生まれた時の性別は女だけれど自分は男だと思っている

ここで大切なことは【性別は男と女だけとは限らない】ということです

生物学的性別は男で性自認は女、生物学的性別は女だけれど自分がどちらの性か分からない。生まれた時から性別がどちらか分からない。

一言に男、女と二つに分けるのではなく、
多様性があるのだという考え方が根本にあります

そしてジェンダーレスとは男女の特徴をどちらも強調せず
中性的であることを指します

この概念に性的嗜好が加わるとLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー )に繋がるのです
*性的嗜好に関しては上記の4つ以外にも存在します

この多様性がキーワードですが
上記にあげた区別も必ずしもはっきりと色分けできるのではなく虹の様に色が混ざり合うものだとジェンダー学では考えます

なのでLGBTでは虹色を支援しているんです

■SDGsってなに

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国連HPより


SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。
国連が定めた世界をよりよくする為の目標のこと

より良い世界をつくるための目標として国連が打ち立てた目標です

このSDGsの中に
_________________________________________
5ジェンダー平等を実現しよう 
_________________________________________
もありますね
先ほど述べたジェンダーについても取り入れられています

そしてジェンダーもSDGsは国連が勝手に言っているのではなく世界的な潮流です

なぜ企業がこれをアピールするかと言いますと
グローバル化が進む中で顧客や株主が多様化してきています
(株の神様と呼ばれるバフェットさんが日本の総合商社の株を買ったことでニュースになりましたよね)

企業の評価基準としてこのSDGsに関してどれだけ関心を寄せているかが評価の対象となってきます

つまり、SDGsやジェンダー理解がない企業とは取引しない
と言った考えの人が増えてきたんです
企業も資産調達や生き残る為に
SDGsに関心があるとアピールしなければいけないことからこれだけ目にすることが増えたのです

■まとめ

✔︎ジェンダーとは男性/女性の二元化ではなく多様な性があるという考え

✔︎SDGsとは国連が出した世界をよくするための目標

次回の記事ではフェミニズムについてお話しします
ちなみに私はフェミニストです

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