リ・ニ・ス・タ

The BEGというパンクバンドをきゃーのきゃーのやりつつ、Linista No Ma…

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The BEGというパンクバンドをきゃーのきゃーのやりつつ、Linista No Mates名義でDTM配信、弾き語り配信とか。機材のDIYや改造の記録とかいいね深追いとか。

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    Linista No Mates - Magic Butterfly -

    The BEG、イシカワリニスタによる完全自主製作アコースティックアルバム。 ソロライブではおなじみの楽曲からセルフカバー、完全新曲を収録。 収録曲 1.ロストインザブランケット 2.spoon 3.ダニーボーイ 4.イルミネーションラプソディー 5.はぐれラヴシッカー 6.ウェンディブルー 7.リリ 8.バナナフィッシュジーザス 9.gage 10.Toh-Hi-Koh
    1,500円
    The BEG WEB SHOP
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    【Tシャツ】The end of Howring symphony

    2,500円
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    Linista No Mates - Magic Butterfly -

    The BEG、イシカワリニスタによる完全自主製作アコースティックアルバム。 ソロライブではおなじみの楽曲からセルフカバー、完全新曲を収録。 収録曲 1.ロストインザブランケット 2.spoon 3.ダニーボーイ 4.イルミネーションラプソディー 5.はぐれラヴシッカー 6.ウェンディブルー 7.リリ 8.バナナフィッシュジーザス 9.gage 10.Toh-Hi-Koh
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    2nd mini Album -Ding Dong Ditch-

    The BEG / Ding Dong Ditch 2016.4.15 Release SORR-0009 1.ベティ&ジャック 2.ヒイラギノバ 3.グラスピンバギーブギ 4.スパイントレイン 5.ノーモアブルース 6.カゲロウ 7.夜想列車 8.パンク 【MV】The BEG / パンク https://www.youtube.com/watch?v=xKHvh7_rb_M 【全曲試聴】The BEG -Ding Dong Ditch- https://www.youtube.com/watch?v=kcIids6JF88
    2,160円
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四月っちゃあ四月。録音が終わった諸々をただただリピート。今更、なぜ録音をするのか。今の時代、音源製作とはいつだって日記のような道しるべのような。消えそこなったロウソクを取り囲む、途方もない影のような。頼りのない真実をデータや、音像にまた頼りなく変質させる蛮行。普通なら最早やらない。ただまっすぐ進むことにはいつだって飽きている。曲がらなければならない。君を曲げるため、曲がり続けなければならない。音楽とは音曲だ。もう少しで君にも燃え移りそうな炎は今だって揺れている。そんなものがな

    • 2LOOP BOX制作/ケースエッチング

      メインの歪とソロ時のファズを切り替えるスイッチャーを制作しました。穴あけが面倒だったこと以外特に記事にするようなことも無いなと思い、無理やり筐体にデザインを施し筆を執った次第。 ・外装デザインのパターン缶そのまま こちらは缶を筐体にし、缶そのもののデザインを流用するパターン。缶は踏みつけに耐えられないのでハナからスイッチは付けず、今回のようにスイッチャー経由でオンオフが前提となる。 塗装+手書きデザイン 一発勝負すぎるが、エフェクター制作を始めたばかりの頃はこのデザイ

      • 指先かすめ逃げるフレンズ

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        有料
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        • 小言ロードショー

          謹賀新年。 なんとなくタイトルを同段縛り(判定緩め)で5つ記事を書いてみたものの、記事タイトルに訴求力は無い上に言語感覚を裁かれている気がして居住まいの悪さを感じたり何一ついいことがなかった。何一ついいことが無くても実験を繰り返し、挑戦でさえ実験としてきた2023年だった。実験であれば変質しなくてもよいという安らかさ(≠甘さ)が言葉そのものにある。挑戦は家出に近いニュアンスで妙なプレッシャーのせいでパフォーマンスも荒れる。とかなんとか言ってる内に2月やん。 機材制作、メン

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        • 機材DIY
          3本
        • 楽曲解説
          3本
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        記事

          名声成形でへべれけ

          なんだ。ただの10月か。気まぐれなこの世界を引き受けるとき。恒例の扇町での発狂。サウンドライクシット。迷うということは何よりのチャンス。ライブが終わるといつだって昨日までの自分と今の自分はまるっきり違った感覚に陥り、「これが世界のダイナミクスか」と更に呼吸を荒くする。 ---------ここまで眠っていた下書き--------- どうしてここまで筆が遅くなったのか。10月、11月のアンプラグド狂言at扇町も大変気色よく、新曲を制作する角度も決まり、RECの日程も決まり(!

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          不屈、憂鬱、空中浮遊

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          導きにいい気味

          いかに丁寧に暮らすかを目指し、ガジェットライターの記事を眺めてAnkerのモバイルバッテリーと山崎実業の製品にまみれてガハハと笑って過ごしているnote読者の皆様こんにちは。コード、浮かしてまっか?私が愚行権行使日本代表リニスタです。同窓会ムード漂うイベントで、思い出し笑いに貢献せず何故か新曲を披露し、失笑群を特等席で眺めることに命を懸けています。寺田町Fireloopありがとうございました。気が付けば14年ほど出演していることになる。 The BEGとしての初ライブは移転

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          あからさま徒花は彼方か

          7/25、お昼過ぎに7/30にツーマンライブを予定していたラウンドヘッドの筒井トシアキさんの訃報が入る。私たちは何年来もの知り合いでも先輩後輩関係でもない。ただ10年近く私が一方的に彼らの音楽のファンだった。この夜を境にラウンドヘッドとThe BEGの物語が始まると厚かましくも予感していた。永遠に未完成となってしまった2023/7/30扇町の夜は、反芻する内いつか完全な夜として完成するのだろうか。未完成のままずっと抱いておきたい気持ちが、今は強い。先輩後輩でも友人でもなかった

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          レットイットブルース

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          rareにまつわるエトセトラ

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          邂逅市場

          カメラのレンズを何気なく眺めていて、そういえば祖父もカメラが好きだったことを思い出した。祖母の家にいた頃になる。異様に古臭い箪笥や引き出しを開けて、埃や脱臭剤の匂いを掻き分け、少年リニスタはささやかな宝探しに勤しんでいた。祖母がピースしている謎の写真がプリントされた皿(外周を飾るのは読めない台湾語)や、完成されたものの経年劣化で黄変に黄変を重ねたジグソーパズル、高いのか安いのかよくわからない時計、万年筆、なんかゴルフのなんか、etc…子供心に所謂「アタリ」だったものが、特に高

          劇中バンドでライブをした話

          映画「ディスコーズハイ」に劇中バンドP-90として出演した。映画の公開は2022年。撮影は2020~2021年。ギターソロを納品したのも2020年と考えると音楽と映画の制作期間のギャップには圧倒的なものを感じる。週末は映画のイベントとして、ライブハウスで「ディスコーズハイ」の上映直後にP-90のライブを行うという「味なマネ」をした。ライブハウスとはいえ映画を見るわけなので当然椅子がある。ただあの頃とは違い少しだけ警戒が解けた歓声や拍手だった気がするし、気のせいであれ救われる。

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          日本文化飛散

          扇町para-dice、恒例のガオーでもウオーでもない50分間。毎月ツーマンライブ。すでに終わることが少し寂しいような、新しいステージに高揚しているような。これが一番いい。どちらかだけでは絶対にいけない。ふたつあれ。試験的にライブ映像をカメラで記録している。SIGMAの30mmで撮りたかった気持ちはあれど、SEL1018でF4撮りがやはり安定。導入したステレオマイクも調子が良い。私だけがいつも最悪。 口に同じ味の果物を絶えず詰め込まれている気がするショート動画リール動画SN

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          TwitterもInstagramも使い易くってたまらない。景色が只の階層になってしまった。ワーストイズマイン、全身で振動と心中出来るあの時間にもう焦がれていて、やり場のない焦燥はAmazonで一眼用マイクの購入へ向かった。 WA-251、アコギにもベストチョイスな気が。TLM102がデフォルメしている部分を少し神経質な解像度にしているイメージ。なのにTLM102ほどセッティングがシビアではない。真空管もレンズも、話が早くていい。あらゆるアナログ機器は高速計算機なのかもしれ

          心など込めない

          音なんか褒められてる内はただのクソ。歌詞など褒められている内はカス。ライブなど褒められてしまっちゃあ笑えない。時々音楽をする、常に音楽でいる。時々四の五の言う。常に詩を語に灯す。気が付けばもう3月がそこまでやってきて、春にまた椅子と後ろ髪を引かれ惷愚を究める贅沢な季節。 ライブはいつでも瞬間の循環。冷蔵庫に卵が残っていたことを思い出す。気が付けばあの人対バンするようになって10年余裕で経ってんな。今日の低音の回り方、好みだな。どうでもいいな。孤独への憧憬。腐った性根。セルフ

          心など込めない