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最低賃金レベルの収入だけど、ポルトガルに移住した

最近「ポルトガル移住」とよく耳にするようになった。
天候がいい、食事がおいしい、物価が安い、英語が通じる、治安がいい、人が優しい、数年住めば永住権が取れる…などの理由があるらしい。
私は世間でポルトガル移住が話題になる少し前から移住に向けて動き出し、無事に居住権の取得へと至った。

人によって状況は違うので、これを読んだ方の移住に関して責任は持てません。
でもこれからnoteに書くことは全て私の実体験です。


※2022/08/07追記

他の移住者の方の体験談を見ることもありますが、「ここは私の場合と違うな」と思う箇所も多々あります。つまり、私も含め個人の体験談が全てではないということです。
その時々の法律はもちろんですが窓口の担当者の理解度や判断によるところも大きいので、他人の移住経験談については「こういうケースもある」程度に捉えていた方がいいかと思います。


私について

投資家ではありません。
不労所得もありません。
現地にパートナーもいません。
ただの元会社員。ポルトガルに来た当時は日本での仕事を辞めたばかりのガチ無職。ただ、贅沢しなければ働かなくても2〜3年ポルトガルで生活できる程度の貯金がありました。
今はフリーランスとしてポルトガルの最低賃金に毛が生えた程度の収入があります。

旅行で来たポルトガルに一目惚れ。他の国には興味なし。
「海外移住」がしたかったわけではなくて、ただ「ポルトガルに住みたい」から移住手続きを始めてみました。

移住準備の始まり

おそらくいま日本で話題になっているのは「D7ビザ」だと思います。投資家向けの「ゴールデンビザ」なんてのもありますね。

私は「ワーキングホリデービザ」を取って渡航しました。18歳〜満30歳の人なら難しい書類は必要なく簡単に取れるビザです。ただし期間は一年間で、更新はできません。
私はもともと「ポルトガルに住んでみたい」という気持ちだけだったので、移住や永住のことは考えず、気軽に取れるワーホリビザを取りました。
ワーホリ制度を知る前は大学か語学学校に留学という形でもいいかなと思っていました。「ポルトガルに住んでみる」ことが目的だったからです。
現地に住んでみて、もし一年じゃ足りないと思ったらまた何か考えようと思っていました。

余談ですが、ワーホリや留学やノマドや駐在で数年滞在することを「移住」と呼ぶことになんとなく抵抗があります。居住権を取り、その国に税金を納めてやっと「移住」と呼べるのかなというのが私の考えです。
だから私の「移住生活」は居住権を取れてやっと始まったところです。

話を戻して…
やっぱりワーホリの一年間じゃ足りませんでした。だって居心地がいいんだもん。
それから現地で情報を集め、移住に向けて現地で手続きを開始しました。
そう、現地に来てからも移住手続きはできるのです。
まずここが混乱しやすいのですが、「ビザ」と「居住権」は違います
私は以下のような認識です。

ビザ…日本国内で手続きする。渡航や入国のために必要なもの。
居住権…日本国外で手続きする。その国に住むために必要なもの。

ここまで「居住権」と言っていますが、物体として「レジデンスカード」というものがあります。レジデンスカードがあれば合法的に滞在できるのです。
レジデンスカードには名前、顔写真、住所、納税者番号、社会保険番号、健康番号等の個人情報と、カードの有効期限が記されています。
つまり私はポルトガル現地で「レジデンスカード」取得のための手続きを開始しました。レジデンスカードを取得することが目標です。

日本国内で何かしらの「ビザ」を取って渡航した人も、渡航後に「レジデンスカード」の取得が必要になります。(ビザの有効期間内にその国を出る場合には必要ありません。)
ちなみに私はワーホリビザで入国し、その有効期間内にレジデンスカード取得手続きを開始しました。
いわゆる観光ビザとはビザなしで入国し最大3ヶ月間滞在できるというものですが、制度上はビザなしで入国しレジデンスカード取得手続きを始めることも可能だそうです。ただしこれについては私と状況が違うので実際にできるのかはわかりません。

noteに書くこと

noteでは、現地でレジデンスカード取得をする際に必要な書類やその取得方法について、私の体験談を書きます。

最初にも述べましたが、あくまで私の体験談です。制度も変わるかもしれないし、こうすれば必ず移住できる!というものではありませんので、そこのところは自己責任でお願いします。

ただかなり具体的に書いているため、私と同じような状況の方には参考にしていただける内容だと思います。

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