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学生時代

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大学の4年間で書いたnote。格好つけているものや衝動的に書いたものなど雑多に詰まっています
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【24卒マスコミ就活】 7年越しの夢を叶えるまで

はじめに2023年4月某日。就職活動を終えました。 どんな感じで就活をしていたか、どんなことを考えていたかを、私の記憶があるうちに残しておこうと思います。 とてもとても長くなりましたが、一文系学生の就活体験記として読んでもらえたらうれしい。です! 先輩の進路に度肝を抜かれた2回生の春休み私にはひとつの目標がありました。 それは「校閲の仕事をする」こと。校閲の仕事が叶わなくとも、マスコミの会社に行くことを最低限の条件として考えていました。映像よりも、書かれた文章、言葉を伝え

通学時間が5時間の大学生活。

朝晩に涼がただよう季節になった。すっかり夏が息を潜めたような気がする。それもそのはず、9月ももう終わりだもんね。 あと1週間足らずでまた大学が始まる。毎回のことだけど、長期休み明けが近づくと授業とか勉強ってどんな感じでやってたっけ、って本気で分からなくなる。しかもオンラインだとなおさら。(私の大学でもオンラインスタート説濃厚。自分のやる気にかかってくるから頑張らないとね) 今回のnoteのタイトル画像(で名前合ってるのかしら)は奈良公園にいる鹿にした。何回行っても奈良公園

2023年を振り返る

2023年のnote書き納め。今年はどんな1年だったかなあ(思いついた順、なお順不同)っていうのと、来年はどうしたいかなあ、っていうのを書きました。 ①就職先が決まった今年のゴールデンウィーク前に内定をいただいた。夏までに納得のいく進路が決まれば御の字だなあと思っていただけに、自分が想像していた以上に早く決まって、決めることができて、びっくりやらうれしいやら。しばらく実感が追いついてこなかった。私のこれまでの人生とか定期的に訪れる勝負事の勝敗記録からすると、もう申し分ないく

ありったけの感想と感謝と青い決意表明

だいすきなだいすきな、愛してやまないバンド、SHE'Sのライブに行って参りました。 今回は、その話を書きます。 感想と、行くたびにいつも思うことだけど、 良い。良かった。本当に良かった。 最高な夜だった。 アルバムを引っ提げてのライブだったから、基本的にはアルバムの曲がたくさん演奏されるわけだけど、新旧織り交ぜたセトリで、なつかしー!と思う曲もあって、また昔の曲もたくさん聴こうって思えた。 ライブの音ってあんなに大きくて耳とか心臓にダイレクトに響いてくるのに不快さが無

読書の夏を彩ってくれた本ベスト5選【Wakanaの本キロク】

どうにか健康で今年の酷暑を乗り切ることができそうです。こんにちは、Wakanaです。 9月に入り、暦の上では秋なので、そうきっと秋なので。(無理やり) 今回は私がこの7月、8月、「読書の夏」に読んだ本の中で特に良かったと思う本を5冊、紹介します。 (最近は写真に手書きで文字を入れることにはまっています。今回のヘッダー画像も初めての試みです。どうでしょうか…?) 楽しんでいただけますように! ①高瀬隼子『いい子のあくび』 表題作『いい子のあくび』、『お供え』『末永い幸

夏の終わりのバス停で、泣いている女の子に出会った話

その子は、大声で泣きながら私に近づいてきた。 サークルの同期と喫茶店でコーヒーを飲んでいた。この日は昼前に待ち合わせて一緒にごはんを食べて、その喫茶店(彼女が好きで、よく行くねんと教えてくれた)で、半年ぶりに会ったブランクを埋めるかのように話に花を咲かせていた。 その後お互い用事があったので、またねと手を振って、私は喫茶店まで来た道をたどってバス停に向かい、バスを待っていた。 ん?と思ったのは、ランドセル姿の女の子が顔を歪ませて泣きながらそのバス停にふらふらと歩いてきた

2023年6月【Wakanaの本キロク】

こんにちは、毎朝寝起きが汗だくで萎えているWakanaです。 6月の読書記録をお届けします。 楽しんでいただけますように! 今月読んだ本今月読んだのは全部で11冊。 ④は再読中です、再読したら読書記録を書こうと思っています! ①温又柔『私のものではない国で』 ②高野悦子『二十歳の原点』 ③イリナ・グリゴレ『優しい地獄』 ④蒼井ブルー『僕の隣で勝手に幸せになってください』 ⑤小川糸『サーカスの夜に』 ⑥竹田ダニエル『世界と私のA to Z』 ⑦砂村かいり『アパートたまゆら』

2023年5月【Wakanaの本キロク】

ご無沙汰!の読書記録、5月から再開しようと思います。また月末に更新していけるようにのんびり書いていきます :) 今月読んだ本今月読んだのは全部で8冊。 ①宮地尚子『傷を愛せるか』 ②砂村かいり『炭酸水と犬』 ③伊与原新『八月の銀の雪』 ④門井慶喜『銀河鉄道の父』 ⑤パウロ・コエーリョ『アルケミスト 夢を旅した少年』 ⑥午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて 3』 ⑦乗代雄介『旅する練習』 ⑧吉田篤弘『京都で考えた』 ①は『宿命論4、因果論6くらいの割合で』というタイトルでnot

宿命論4、因果論6くらいの割合で ——『傷を愛せるか』宮地尚子

宮地尚子さんのエッセイ『傷を愛せるか』を読んだ。宮地さんは精神科医として働く傍らでトラウマ研究をしている人。これがめちゃくちゃ良かったので、刺さったフレーズたちとともに自分なりに考えてみたことを残したいと思う。 自分の”存在”で救えたのなら私は、自分の性格上、誰かの悩みとか相談を受けることが多い。でも最近、ある人のことを「なんとかしなくちゃ」「助けてあげたい」っていう気持ちが強すぎて逆にしんどくなってしまうことがあった。真正面から受けとめすぎて、自分がまいって、つらくなって

そういう人生だ、と受け入れて、それに賭けるということ

2月から3月、春休みのこの時期 この時期になると 3年前のあの時期を、私はどうも思い出さずにはいられない。 (塾でアルバイトをしているから尚更みたいなところもあるなあ) 大学受験。 1年前くらいの投稿で少しだけ書いているのだけれども。 この時期のことを、今まできちんと書いたことが無かった気がするけれど 来年の今ごろ、もしまだnoteを続けているとしたら、そのときはきっと大学生活を振り返るnoteを書いているかもしれないしそれを書きたいし、 だから、あのときを振り返ら

2023年1月【Wakanaの本キロク】

大学のレポートやら就活やらでばたばたしていたのが一瞬落ち着いたので、今だ!と思って更新中。なんやかんやこの読書記録も1年続けられてうれしい、2023年もどうぞよしなに。 2月に更新しているから感覚がバグりつつあるけれど、1月の本キロクです。楽しんでいただけますように! 今月読んだ本今月読んだのは全部で9冊。①と⑦は単独でnoteを出そうと思ってます。⑩は、再読するので来月にでも紹介する予定。 ①大前粟生『きみだからさびしい』 ②中村航『リレキショ』 ③吉田篤弘『つむじ風食堂

2022年12月【Wakanaの本キロク】

こんにちは、Wakanaです。 2022年ラスト、12月の本キロクをお届けします! 年末だから、といって特に変わり映えの無いいつも通りの読書記録ですが、楽しんでいただけますように! 今月読んだ本今月読んだのは全部で10冊。⑨⑩はまとめて紹介します。 ①原田マハ『サロメ』 ②中村航『絶対、最強の恋のうた』 ③やまじえびね『女の子がいる場所は』 ④小川洋子『約束された移動』 ⑤大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 ⑥井戸川射子『この世のよろこびよ』(『群像』2022年7

2022年11月【Wakanaの本キロク】

こんにちは、Wakanaです。 1週間前くらいに10月のキロクを投稿したばかりなので変な感じがするけれど、11月の分が本来の投稿の時期であって10月の分は遅すぎたんだよ私、と言い聞かせている。 11月の本キロク、楽しんでいただけますように! 今月読んだ本今月読んだのは全部で9冊。『群像』に載っていたものをまとめると8冊かな。②、③はまとめて紹介します。 ①島口大樹『光の痕』(『文學界』12月号より) ②高瀬隼子『お返し』(群像12月号特集「小さな恋」より) ③偏愛ラブレター

2022年10月【Wakanaの本キロク】

こんにちは、Wakanaです。 11月も後半戦に差しかかる頃、個人的な忙しさが少し落ち着きを見せたのでやっと10月分を書いている。10月の本キロクです。 今月読んだ本今月読んだのは全部で12冊。めっっちゃ読みました。 ①柚月麻子『BUTTER』 ②澤田瞳子『若冲』 ③川上洋平『余拍』 ④中村航『あのとき始まったことのすべて』 ⑤夕木春央『方舟』 ⑥新海誠『すずめの戸締まり』 ⑦綿矢りさ『オーラの発表会』 ⑧住野よる『腹を割ったら血が出るだけさ』 ⑨原田マハ『ギフト』 ⑩村上