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主要コンセンサス・アルゴリズム一覧【11種】


ブロックチェーンの合意形成プロトコルについて有名なものだけ一覧で個人的メモとしてまとめてみた。

1.Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)

通貨orトークン Bitcoin, Ethereum, Litecoin, Dogecoin

メリット:

・問題なく長年使用されてきたプロトコルで安定している

デメリット:

・スピード遅い

・たくさんの電力消費のため環境に悪い、

・拡張性に弱い

2. Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)


通貨orトークン Ethereum (近々変更), Peercoin, Nxt

メリット:

・効率的なエナジー消費

・攻撃者にとって、コストが高くつく

・拡張性が高い

3. Delegated Proof-of-Stake(デリゲイティド・プルーフ・オブ・ステーク)

通貨orトークン: BitShares, Steemit, EOS, Lisk, Ark

メリット:

・効率的なエナジー消費

・超高速 ブロック生成時間 0.5秒

デメリット:

・大量のトークン保有者のみが検証人の投票

・若干、中央集権的

4. Proof of Consensus(プルーフ・オブ・コンセンサス)

通貨orトークン:Ripple

メリット:

・PoWより承認、送金が高速

デメリット:

・プライベートチェーン

・承認制のネットワーク

5. Ouroboros(ウロボロス)

通貨orトークン: Cardano

メリット:

・牽牛なセキュリティー

・量子コンピュター耐性

・拡張性高い

6. Proof of Importance(プルーフ・オブ・インポータタンス)

通貨orトークン: NEM

メリット:

・トークン保有者の評価方法(保有量より、流動性重視)がPoSより優れている

デメリット:

・ブロック検証者になる参入障壁が高い

7. Proof of Believability(プルーフ・オブ・ビリーバビリティー)

通貨orトークン: IOST

メリット:

・従来のPoSにくらべて更に分散型

・PoSよりブロック生成タイムが高速

8. Directed Acyclic Graphs (ディレクティド・エイサイクリック・グラフズ 略称:DAGs)

通貨orトークン: Iota,  Byteball, Nano

メリット:

・非線形構造のためかなり拡張性が高い

・高速処理

・効率的エナジー消費

・合意形成が即時

デリット:

・スマートコントラクトの実装はオラクル使用のみ可能

9. Stellar Consensus(ステラ―・コンセンサス)

通貨orトークン: Stellar

メリット:

・高速処理

・Stellar社が全体の5%しかトークンを保有してない非中央集権的

・斬新的なセキュリティー

10. Delegated Byzantine Fault Tolerance(デリゲイティド・ビザンチン・フォート・トレランス 略称:DBFT)

通貨orトークン: Neo, ONT

メリット:

・高速かつ拡張性が高い

デリット:

・若干、中央集権的

11. Delayed Proof-of-Work(ディレイド・プルーフ・オブ・ワーク)

使用通貨orトークン: Komodo

メリット:

・効率的なエナジー消費

・安全性が高い

・投資家同士が取引所を介さずトークン交換可能

デメリット:

・PoWかPoSのブロックチェーンのみ交換可能





是非、応援世よろしくお願いします!