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食べる力🌿作る力

日常には「片付け仕事」があふれています
家でも外でも
タイムリミットのある仕事ばかりで…

家族のために作る「食事作り」も基本的には同じ事です。

毎日3回、基本365日
「献立考えて、食材買って、調理して、後片付けして」の繰り返しで
必ず食べ終わると、次の食事の準備がやって来ます。

最近、土井善晴先生の著書がSNSで話題ですね。

私も一汁一菜の著書は、以前読ませて頂きましたが

今回は「それに至る経緯」が書かれているそうで

特に働く子育てママさん絶賛の内容だそうですね。

🌿「家庭で出す料理は、美味しかったりまずかったり…それで良いんだよ」

「炊飯器でご飯が炊ける15分の間に、作れる料理で良いんだよ」

「毎日、毎日、家族のために、美味しい料理をレシピ見て工夫して作っていたら、身も心もボロボロになってしまう…その位大変な事なんです」🌿

このくらいでは要約出来てはいませんが
私には一汁一菜である訳が伝わってきました。

確かに、毎食キッチンに立って家族の食事を作るのは
たやすい事ではありません。

仕事を持っていれば、自分の仕事が終わってからの作業ですし
私も若い時は手一杯で
「自分も稼ぎ手なんだから、誰か食事を作ってほしい!」と
思ったこともありました。

今この年齢になると、尚更食べることは人生に直結して来ます。
長さも質もです。

だから少なくとも「私の作る食事は、夫婦の人生を請け負っている」と
今は考えて

出来るときは手間を惜しまずに
ある時は、自分のストレス回避を優先して
キッチンに立っています。

幸せなことに「食べることは楽しい」という気持ちが
「食事作りは楽しい」へ
私の場合は今のところ、自然に移行しています。

だから「あるもので作った小皿ちまちま料理」が
テーブルに数多く並ぶ時は
気持ちがのった日で、自分の体調もすぐに解ってしまいます。

反対に、保存冷凍してあった「ドッカ〜ンな大皿料理」が出るときは
他のことを優先してやりたい時か
手間をかけたくないサボり日です。

でも作ることをサボると、出費がかさむのは必須です。
手間をかけることは、そのまま節約となり
この永遠のループは、私を悩ませる城壁となっています。

自分の気持ちと、この城壁・・・そして何より食事が寂しいと
「明らかに残念な表情をする隣人」の存在。

それを踏まえて、キッチンに立つエネルギーを持ち続けたいです。



追記
ギャラリーからお借りしたのは
「森さやか」さんの作品です🥀ありがとうございました。



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