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SMの出会い

 こんばんは、乙訓野添です。明日は雪らしいです。バイクの洗車と整備したいんだけどな。

 最近、Xの裏垢をSMの情報収集用に変えてから、思う事が色々あります。というのは、皆さん、かなり活発に発信してるという事。そして、フォローの関係を通じて、情報交換が盛んである、という事です。
 自分も随分前から、ネットで出会いを探しつ続けていましたが、性的嗜好を発信するという事は、一切してきませんでした。また、ネットを通じて交流を持つという事も、まったくありませんでした。
 SMの情報は、もっぱら雑誌であり、ヌキネタはAVであり、個人レベルでの情報交換はなかったのです。その意味で、孤立していたのです。というか、それが普通だと思っていました。
 昔はSMクラブというのはありましたが、それは性風俗で自分の好まぬところでしたし、SMバーというのはあったのかなかったのか、定かでありません。あったかもしれないけど、あってもそういう所にはあまり行きたくないので、やはり情報的には孤立していたと思います。

 その孤立した中で、SMのお相手を探すというのは、非常な困難を極めました。というのも、今みたいにSMというのを大っぴらに公言するのは憚られたからです。SMする相手よりも、まずは彼女を作る方が優先だった、という事情もありました。その為、SMを目的としては、ハードルが高くなり過ぎてしまうのです。
 よく「SMできる相手を探せばよかったのに」と言われますが、今みたいに、SMのマッチングサイトがある訳でもなく、SMを公言する人もおらず、SMできる相手を探す場が実質的になかったのです。結果、どうにか知り合った相手に、勇気を発して告白するか、言葉巧みにSMの方向に話しを誘導して、感触を確かめるか、そのくらいしか方法がなかったのです。

 それでも、SMできる相手は何人かは居ました。ソフトからハードまで、それなりに経験を積む事が出来ました。ただ、それはプレイの面での話しであって、今でいうところの「主従」といった、精神面での成長は、やはり孤立している身では、なかなか見られなかったと思います。その手の情報が、雑誌やAVでは手に入れにくかったからです。むしろ、SM小説をたくさん読んでいれば、そうしたセンスが磨けたかもしれません。
 結果、自分のSM歴は非常に密度の低いものになったと感じています。非モテを拗らせたハンデが大き過ぎた。あるいは方向性としてコアさが足りなかった。どっちにしても、再挑戦するには、残り時間が絶望的に足りないと感じています。

 SM垢のXからは、毎日の様に市井のリアルなSM像が流れてきます。もはやAV顔負けです。しかし、そうしたカップルの出会い方は、実にノーマルの恋愛と同じ様な出会い方です。自分の時との違いがあるとしたら、嗜好の似通った者同士が出会いやすい、といったところでしょうか。
 あと、多頭される様な弱者女性もかなり居ることから、その方向に希望をつなぐ事もできるのではないか、とも思えます。
 ちなみに、自分よりも年配の方もチャレンジされている様で、その方などは、パートナーが出来るまで、1年はかかったと言われていました。言い換えれば、慌てず腰を落ち着けて、希望を捨てずに頑張れ、という事です。

 ちょっと愚痴めいてしまいましたが、今回のnoteはここまで。つくづく、若さって武器だなって思います。スキやコメント頂けると励みになります。最後まで読んでいただき、有り難うございました。


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