見出し画像

【お題で描く詩とイラスト】「青空」

こちらは、創作に関する目標達成と勉強を兼ねてTwitterにて投稿したお題に基づいた詩とイラストの解説記事です。

ご興味がありましたら、ぜひお読みください。


#言葉の添え木 「青空」

雨や雪が降っても
雷が鳴っても
雲の上に広がるこの空は
いつも青い 
変わることのないその事実は
喜ばしい事のはずなのに
なぜかときどき虚しくなる
あの空の青さが
なぜかときどき辛くなる

【解説_詩】

お題が「青空」ということで爽やかな感じにしたいなと筆を走らせると思いの外スルスルと進み、なぜか雲行きが怪しい詩になってしまいました。

雨や雪、雷などの現象は空自体が変わったのでなく、空と地上の間に雲がかかっているだけ。

変わる事のない現実。
それがこの詩のなかでは「青空」を指していて、変わらない事が安心と希望をもたらしてくれるはずなのに、その青さがときどき虚しさを感じさせる。
場合によっては自分をソワソワさせて、仕舞いには攻められているような気にさせてくる。

そんな感情が入り混じって、この詩が書き上がりました。

【解説_イラスト】

あらかじめストックしてある空のイラストから先に完成していた詩の内容に合うものを選びました。
詩の内容はどこか影があるのに、対するイラストは雲間から燦々と照りつける太陽。

詩の内容を汲み取ろうともしない空が滑稽で、一枚のスペースに陰モードの詩と陽モードのイラストのアンバランスさが上手くできたかなと思います。

解説記事は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?