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スペシャルオリンピックスin広島

今回、ボランティアとして11/4-11/6に行われたスペシャルオリンピックスに関わらせてもらった。

スペシャルオリンピックスとは

知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間通じて提供している国際的なスポーツ組織である。

バスケットボール会場


参加した経緯

最初はたまたま私が通う大学がスペシャルオリンピックスと提携を結び、研究室に案内が来たことから始まりました。
なぜスペシャルオリンピックスに参加したのかというと、ハンデを抱えられてる方々のスポーツを見てみたかったからです。そして、運営としてどんな苦労や面白さがあるのかなど心情の変化を知りたかったからです。


変化

参加する前は、スピード感がなく、言い方が悪く言えばぐたぐだな試合になると思っていた。しかし実際に試合を観たときは本当に驚いた。ハンデのある方々が行うバスケットボールの予想を遥かに上回るくらいレベルが高く、盛り上がった。

感想

広島大会に参加できて、心から良かったと感じた。

理由は2点!

1つ目は年齢、性別関係なく多様性が重んじ
られる大会であるからだ。

スポーツ経験のある方や体育を思い出してほしい。私達は知らず知らずのうちに、年齢や性別でチームを変えられていなかったかを。そして、それが当たり前だと考えていないかを。

私もスポーツが好きな人間であり、筋力や体格・速さが違うため、怪我のリスクなどの観点から男女や年齢別というカテゴリーが、さも当たり前であると考えていた。

しかし今回、バスケを担当した私は当たり前ではないのかもしれないと感じた。

もちろんスペシャルオリンピックスは性別で分かれたカテゴリーも存在するが、男女混合の試合が行われていたからだ。

上手い下手はあるにせよ、みんなが楽しむとともに年齢や性別の枠を超え、パスを出し合い、ミスをカバーし、試合をしていたことに感動した。

正直試合のレベルって低いでしょ?って思いうよね。私も見るまでは、、、。しかしスピードとキレのあるドリブルや2Pや3Pシュート、レイアップを決まってめちゃくちゃ盛り上がりました!!

私の想像を遥かに超えた試合展開でした。
そんな彼らの試合に私は心打たれた。

そしてなにより、スポーツマンシップに沿ってプレーをしていた。味方のミスには励ましを、好プレーにはハイタッチを、ファールしてしまったら相手に謝る。当たり前に見えてなかなかできないことを素直にやっていた。涙が出そうだった。

2つ目は多くの人に出会えることである。

ボランティアは若い学生からトヨタ自動車などに務めている社会人、年配の方々と年齢層が幅広い。学生の私にとって、社会人や年配の方々と話す機会は多くない。その中で、今回のボランティアを通して仲良くなり、連絡先を交換して、将来やりたいことや目標を応援してくれた。そして、具体的にアドバイスをくれる方もいた。いつでも連絡してきなさい!と。

ボランティアで関わった多くの方々のような素晴らしい人になりたいなと思えた。

これからの可能性

今回、ボランティアに参加してこれからの可能性を感じました。男女混合で行う競技会の実現や障がいのある方々への理解するきっかけ、健常者と障がいのある方々が一緒に行うスポーツなど大きな可能性を秘めていると感じました。

ただ運営体制が少しずさんなところもある。そのため、スペシャルオリンピックスを拡大するには、より強固な組織力と連携が必要だと感じた。

何にせよ、スペシャルオリンピックスに関われたことは考えの幅を広げてくれたと感じた。

最後に

非常に貴重な機会で知的障害を持っている方々はここまでできるのか、いつもやっていることが偏見だったとか色々考えさせられる3日間だった。

ボランティアをやる中で、決まりきったことだけではうまく行かず、臨機応変に対応することが求められた。その中、活動できたことは自分にとって非常にプラスになった。

p.s.


友達とご飯に行ったり、もっとこうしたいとかこうしたらいいとか話せる機会があったことが嬉しかった。

みんなで食べたお好み焼き

ただ自分はまだまだだし、コミュニケーションやらなんやら色々問題あるけど、一つ一つやっていこうと思う。

参考

スペシャルオリンピックス



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