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「褒められて伸びる」は光にも闇にもなる

わたし自身、このタイプと認識しています。
自分の行いが褒められたときは嬉しいし、次に繋げたいという意欲が湧いてきます。
(期待してなかったので普通に嬉しい)

そう、インプットとアウトプットの両立を、継続できるきっかけが褒め言葉。
ですが、褒められて「成長が止まる」残念なタイプもいます。

それは現状維持にこだわること。
褒められた現状に満足して、自分がやりやすいことを繰り返す。(仕事のやり方とか)
さらに、失敗して周りに迷惑をかけても、温かい目で見てほしい。
自分の都合は良くなる一方で、周りにしわ寄せが・・まさに自己中です。

ただ、長い目で見てそのようなタイプは、時間をかけて大損する方へ向かって行きます。
大人として求められる行動をしないことで、徐々に周りから信頼をなくし、居場所を失う。自業自得と言える結果を招くのです。

これがさらに長引けば、ひとつのコミュニティだけでなく、どこへ行っても同じ結果に。
とてももったいない生き方に思えます。

他人の褒め言葉を光に変えるのは、更なる改良を進めて成長を続けること。
闇に変えるのは、褒められたから安心しきってしまうこと。わたしはそう考えています。

これは職場のことです。
不安が取り除かれたのだから、これで大丈夫と同じことを繰り返す。
(こだわりという障害特性のこと)
本人は安定した状態でも、実質的にはマンネリ化している状態。

このマンネリをどうにかしないと先が見えないのですが、本人はその先と言っても数日や数週間後ではなく、目先のことに集中。
(過集中という障害特性のこと)

これで、実際にわたしの仕事が増えてます。
修正依頼という仕事が・・

一体どんな褒め言葉をかけられているか?
以前よりできたことを褒められること。
(仕事以外にもいろいろ)

もちろん仕事が全く進まない訳ではないけど、全体像を把握して改良を進めるための努力や工夫より、同じことを繰り返すことに価値を見出しているという感じ。
一応、同じ当事者としては理解できますが、ウチの仕事にもお客さんがいるんだけど・・という感情の方がモヤモヤします。
(必要以上に気を遣わせたくないし)

光に変えるのは意識してようやくできるものだけど、闇に変えるのって本能に吸い寄せられてできるもの。なんだろうと思います。

褒められるのもそうですが、大事なのはそれをどう受け止めるか。あと、自分のことは自分で褒める。そして、これに慣れる。
ひとりの人間として納得のいく人生を味わい続けるために、この思考を大事に取り扱いたいです。

職場の人間関係はこんな感じでズレが大きいですが、自分の思考や感情と向き合い続け、強力な戦力のひとりとして、支えたいと思ってます。(もちろん自分のことも)

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