精神疾患の傾向を持つ人々は、大麻使用を開始する年齢が低いほど、IQ(Intelligence quotient)が低くなる可能性がある。その根拠を示すため、以下の論文を紹介する。
精神疾患の傾向を持つ人々とは?
①喫煙開始時の年齢が低いほどIQが低くなる
②その他の結果
精神疾患、かつ大麻使用歴がある人は認知力に優れる?
図1から、大麻を使用する精神疾患っぽい人々は、平均的にIQが高いのでは?と思う人もいるかも知れない。本論文では、そのような結果も出ているようだ。
そのような傾向を示す別の論文も存在するようだ。
健康な人々は、大麻使用の有無でIQに違いは無いようだ。
現在の大麻使用頻度とIQの関係
現在の大麻使用頻度とIQは関連しないと思われる。
③感想
やはり、青年期の大麻使用は控えた方が良いと思った。しかし、現在大麻を使用しているからといって、IQが低くなったりしないので、安心して欲しい。
なぜ、精神疾患の傾向を持つ人々では大麻開始年齢が早いとIQが低下するのか理由を考えた。
精神疾患の傾向を持つ人は、物質に依存しやすいと思う。なので、青年期に使用を開始すると、他の人間が勉強や学習に時間を割いてる間にどっぷりと大麻に浸かってしまうのでは無いだろうか?
大麻のせいでIQが下がるのでは無く、大麻にハマりすぎて、学習に時間的なリソースを割かないせいでIQが下がると考えた方が辻褄が合う気がする。
自分もADHD当事者なので、良く気持ちが分かる。