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ポジティブハラスメント

インターネットサーフィンをしていると度々このワードを見かけます。

〇〇ハラスメントというワードはよく見られますが、

はっきりと
プラスのニュアンス(ポジティブ)+マイナスのニュアンス(ハラスメント)
で構成されたワードは珍しいのではないでしょうか?

あれ記述していて盲点に気がつきました。
上でポジティブはプラスのニュアンスと言い切っていますが、ポジティブは人によってはプラスにもマイナスにも捉える可能性があるはずです。

さて、 “ポジティブハラスメント”というワード、前向きに考えることを押し付けているといったニュアンスで多くの方々が使われていますよね。

盲点として記述したとおりポジティブさは誰しもがプラスに捉えるとは限りません。

“ポジティブハラスメント”がなぜ起こるが考えた時に少なからず、

ポジティブ=プラスのこと

と考え、その価値観を元に会話をしているからではないでしょうか?

厄介なことに“ポジティブハラスメント”をしているといわれる人たちは悪意なしに前向きなことの押し付けをしているではないでしょうか?

むしろ悪意よりも善意のが強いかもしれません。

人それぞれ同じ言葉でも受け取り方が違うはずです。

勿論、受け取り方に正解はないでしょう。

自身の価値観のものさしだけで言葉を使ってしまうと、知らぬまに〇〇ハラスメントをしてしまうかもしれませんよ。しかも善意を以ってです。とても怖いことですね。

人による受け取り方の違いが〇〇ハラスメントたちの根底に共通してあるのではないかと思うわけです。

同じ言葉でも人それぞれ受け取り方が違うことを認識しておくことがまず必要そうです。

当たり前のことに思われるかもしれませんが、
〇〇ハラスメントというワードが流行っていることが認識の必要性を物語っているかのようです。





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