痛みと環境について
腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
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痛みと環境
痛みと環境についてです。
ここでの環境とは、職場の環境や家の環境のことを指します。
例えば、体を左に捻る時に腰が痛いとします。(イメージとして👇)
職場で、自分のデスクは左側に書類を入れている引き出しがあると、左に体を捻る回数は自然と増えます。その度に、腰が痛くなってしまいます。
また、はじめは痛くなかったけど、繰り返し同じ動作をすることで体に負担がかかり痛くなることもあります。その時に、気づいたら良いですが「歳のせい?」・「最近、運動をしていないから?」・「体が硬くなったから?」などの理由をまず考えることが多いため、まさか職場のデスク環境が痛みの原因と疑う確率は少ないです。
仮に、環境を変えることができて左側にあった引き出しを、右側に変更できたとします。結果的に右に体を捻る回数が増えるため左に体をひねるときの痛みがなくなる人もいます。
運動で考えると、体を左に捻ることが多いから、右に捻るようにしてストレッチや運動をしたら痛みが改善する方もいます。(これらは、あくまでも一例です。)
今回は、デスク環境の話をしましたが、下の物を持ち上げることが多い環境や常にウエストポーチをぶら下げている時にベルトを緩くしているなど、このようなことも環境に含まれます。
慢性痛は、同じ動きの繰り返しでなることが多いです。仕事をしている時の動きを想像してみてください。同じ動きを繰り返していませんか?
キーボードを打ちやすいように、少し右にズラしている。下の物を持ち上げることが常にある、重いものを抱えるのにスリッパを履いていて足場が不安定など…
環境を気にしてみる
人は、はじめこそ環境に慣れるまでは大変かもしれませんが、気づいたらその環境に適応しています。適応できることは良いことですが、痛みがあったとしても痛みの原因が環境も関わっているとは考えつかないと思いますし、気付きにくいです。
このように、体のメンテナンスや施術だけでなく、痛みと動き・動きと環境の関わりを観察できるのも理学療法士としての強みです。
今日は、痛みと環境についてお話ししました。ぜひ、痛みのある方は1ご自身の環境を確認してみてください。
環境を変えるというのは仕事の効率を下げる可能性があるためいきなり変更するというのは難しいですし、全員が同じ環境でしやすくなるのかどうかの確認なども必要になってきます。
最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。
読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
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