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AIは敵か、味方か。 〜 日本の絶望的な未来の問題から考える 〜

近年のAIの進化と社会への影響は著しく、皆さんも仕事の作業の効率化などで、AIを活用が身近になっているのではないでしょうか。

私も、ChatGPTは課金して活用しており、このブログのサムネイルもChatGPT内にあるDALL-Eという拡張機能を利用して生成しています。

AIは、そんなめんどくさい作業を効率化してくれるしてくれる一方で、「AIが人間の仕事を奪うのではないか?」や「AIが人間の知性を超える」という懸念から、AIを敵視している方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、AIは私たちの敵か、味方かというのを、未来の日本が抱える課題から考えていきたいと思います。

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⚫︎AIは敵か、味方か。

さて、いきなり結論から申し上げると、AIは圧倒的に私たちの味方です。

というのも、前回の記事で紹介しましたが、日本は少子高齢化による労働力人口の減少という絶望的な未来の課題を抱えています。

詳しくは、上記の記事をご覧いただいきたいのですが、簡単にまとめると、2021年の時点では、生産年齢人口(15〜64歳)、つまり働くこができる人口が約7,500万人いますが、2065年になると40%減少の約4,500万人になります。
一方で、75歳以上の人口は、2021年が約1,900万人、2065年には約2,200万人と若干増加傾向にあります。

高齢化の推移と将来推計

つまり、私たち働く世代は現在4人で1人の高齢者の扶養していますが、40年後には、2人で1人の高齢者の扶養をしないといけません。

となると、単純に考えると40年後には、今よりも年金や医療・介護費の収める金額が2倍以上に増えることが予想されます。
さらに、我々は、高齢者の医療保険料も負担しながら、日本経済の維持・発展のために、貢献しないといけません。

このような、40年後に働ける人口が約半分になる状況で、社会保険費用等の負担は2倍以上になり、それでも日本経済を発展させていくためには、1人当たりが2倍以上の仕事量をこなすしかありません。

そして、この未来は、確実に訪れます

そのため、私たちはAIを活用しなければ、1日16時間労働するか、1日8時間で従来の2倍のスピードで働くかの2択になります。
(現実的に考えて、今よりも2倍の時間orスピードで働くというのは、全人類が"無理"と答えると思いますが…)

1日16時間働く人と、1日8時間で2倍のスピードで働く人(イメージ)

となると、私たちは、現在8時間かかってやっていることを、AIを活用して4時間で終わらせ、残りの4時間で新たな労働価値を生み出していくしかありません。

つまり、AIは敵ではなく、味方であり、味方にしないと日本が大変なことになるということです。

ちなみに、すでにお分かりだと思いますが、日本経済の停滞は、失業率の上昇を意味し、職を失う人が増えることで、生活するのが厳しくなり、犯罪に手を染める人が増え、より日本がオワコン化することを意味します。

職を失い、高級時計店で時計を盗む人(イメージ)

つまり、確実に訪れる未来に対して、私たちはAIをフルで活用できる準備を今から着実に準備しないといけません。

また、AIを活用して、仕事の生産性を高めていける人が、将来の日本の課題に直面しても、活躍できる人材だと言えるでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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