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【あがり症】緊張は、“成長痛”である

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
「緊張は、“成長痛”である」
です。


私がこのnoteで、繰り返し書いていること。


それは、あがり症の改善には、
“成功体験が効く”ということです。


今回は、その
“成功体験を得ようとする際の、気持ちの持ちよう”
についてお伝えしたいと思います。


成功体験についてのおさらい


以前、
成功体験はどのように脳に働くのか?
という記事を投稿しました。

(詳細については、上のリンク先を見て下さいね。)


簡単に、その内容をおさらいしておきます。


あがり症の方は、人前で話す場面で
凄まじく緊張してしまいます。


その、緊張している状態こそが、
症状を改善させるチャンス
だということ。


どういうことかというと、

緊張しながら人前で話して、
“大丈夫だった”という成功体験が、
脳の過敏な反応を鎮めるということです。



裏返せば、緊張していなければ、
改善のチャンスにはならない
ということ。


だから、緊張しながら話すことが必要。


ザックリと、こういった内容になります。


とはいえ、緊張に立ち向かうのは恐ろしい


ほんと、その通りだと思います。


あがり症の方にとって、人前で話すことは、
“猛獣の檻にブチ込まれる”ことと同じ。


“生命の危機”に、相当する恐怖ですからね。


でも、それを恐れて、逃げ続けていれば、
成功体験を得ることはできません。


結局、成功体験を得るためには、
人前で話さないといけないということです。


では、
人前で話すことに挑戦するとしましょう。


その時は、
スモールステップでやるのがオススメです。


いきなり、大勢の前で話したりするような
高いハードルに挑むのは危険ですね。


なぜなら、凄まじい緊張に圧倒されて
挫折してしまう恐れがあるから。


しかし、
ギリギリ飛び越えれそうなハードルだったら、
何とかなりそうです。


例を挙げると、

人と目を合わせられない方だったら、
少しだけ目を合わせることに挑戦してみる。


他にも、

人とのコミュニケーションに
不安を感じる方だったら、
まずは、ひと言、挨拶することに挑戦してみる。


ますば、そこからでいいと思います。


というか、最初はそれすらも、
相当な苦痛が伴うかも知れませんね。


しかし、前段で伝えしたように、
緊張しながら話すことに、値打ちがあるんです。


さて、そんな恐怖に挑もうとする時に、
背中を押してもらえる言葉がコレ。


「緊張は“成長痛”」


ちなみに、この言葉に気づかせてくれたのは、
転職の魔女@さん。


私の過去の投稿に、
“緊張は成長痛”というコメントを下さったのが、
キッカケです。感謝!!


緊張は、“成長痛”


“成長痛”とは、
一般的に子供の骨が伸びる時の、
筋肉や健などの痛みと言われます。


皆さんも、幼少のころに
経験されたことがあるかも知れませんね。


この”成長痛”という言葉、
あがり症の文脈でも、しっくりきます。


なぜなら、前段でお伝えしたように、

“緊張しながら話せた”という成功体験が、
脳の過敏な反応を鎮めるから。


つまり、”緊張”は、
あがり症の改善に必要な”成長痛”と言えるんです。


子供が、
“成長痛”を経験して、大きくなっていくように、

あがり症の方は、
“緊張しながら話せた”ことで、
症状が鎮まっていきます。


最後に


あがり症の方にとって、”緊張”は恐怖の対象。


しかし、今回紹介したように、
緊張なくして成長はありません。


「緊張は“成長痛”」


緊張をダメなものと考えず、
成長する為に必要なものと考える。


この考え方を持てば、前向きな気持ちで
あがり症の改善に取り組めそうです。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
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