【あがり症】四六時中、“あがる”ことばかり考えていた話
あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。
今回のテーマは、
「四六時中、“あがる”ことばかり考えていた話」
です。
私が、あがり症をひどく悪化させていた頃の話を
書きたいと思います。
四六時中、あがり症に苦しめられる
過去に、こういった経験をされた方、
いると思います↓↓↓
・授業の本読みで、声が震えてしまった。
・朝礼スピーチで、声が出なかった。
・プレゼンで、頭が真っ白になってしまった。
このことがキッカケとなり、
あがり症になってしまった方は多いでしょう。
かくゆう私もそのひとり。
先日も紹介しましたが、
逃げることのできない状況で、
凄まじい恐怖に圧倒された場合には、
トラウマを負ってしまうことがありますね。
そして、もしトラウマを負ってしまった場合は、
脳の”危険を察知する働き”が過敏になってしまいます。
その結果、
過覚醒により身体が常に緊張し、
目が冴えて睡眠が十分にとれず、
ろくでもない自らの思考に苦しめられ、
常にイライラした感覚になり、
今まで楽しめたことが楽しめない。
ような、「最悪な状態」になってしまう場合も、、、
私は、サラリーマンですが、
たった一回の職場でのトラウマ体験によって、
上記の状態になってしまいました。
こんな状態になってしまうと、
仕事にも悪影響を及ぼします。
あらゆることを、あがり症と結びつけて考えてしまう
会社員をやっていれば、
人前で話すことから逃げ続けるのは難しいです。
予定しているイベントだったら、
別の用事を入れて、
“欠席”することは可能かもしれません。
しかし、突発的に発生する、
“会議”や“打ち合わせ”といったものは、
避けることがほぼ不可能。
この、突発イベントが発生した時の
絶望感たるや、まさに地獄でしたね~。
それだけでなく、
仕事上で発生する“あらゆるイベント”を、
あがり症と結び付けて考えるようになります。
例えば、上司から、
以下のようなことを言われたとしましょう。
「明日、〇〇さんと”打ち合わせ”しますが、
参加できそうですか?」
「来週、△△課の方と”懇親会”がありますが、
参加できそうですか?」
「1か月後、”出張”で□□県に行きますが、
一緒に行けそうですか?」
こういった言葉すら、あがり症と
結び付けて考えるようになりました。
この時、私は、
「”打ち合わせ”=人前で話す?」
「”懇親会”=人前で話す?」
「”出張”=人前で話す?」
といったことを、
先回りして考えるようになっていましたねー。
こうなってしまうと、
全てが「あがり症」に支配された状態、、、
私は、こんな状態で6年間過ごしました。
今、思い返しても、
当時は本当にキツかった、、、(汗)
どうやってそんな状態を抜け出したのか?
結論から言うと、“人前で話す練習会”に、
継続して通ったことが良かったです。
参考までに、
役立ったことをいくつか挙げておきますね。
・そこで同じ悩みを持つ仲間と知り合い、
“孤軍奮闘”していた状態から解放されたこと。
・人前で話すことから逃げずに、
真正面から立ち向かったこと。
・緊張を受け入れるようにしたこと。
要因は、これ以外にもたくさんありますが、
こういったことを続けた結果、
あがり症に支配された状態を
抜け出すことができたということです。
しかし、それにはかなりの時間が必要。
私の場合、
「壁を越えた」と思えるようになるまでに、
3年と2ヶ月かかりましたからね。
それくらい、たった1回のトラウマの
破壊力がデカかったということです。
まとめ
このnoteをご覧の方の中には、
過去の私のように、
あがり症に支配されている方もいるかも知れません。
ただ、あがり症とはそういうものだと思います。
特に、トラウマを負ってしまった場合は、
脳の働き自体が変化してしまうため、
そのことも知っておいた方がいいと思います。
ということで、今回は以上です。
私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。
(関連リンク)
・なぜ、トラウマを負ってしまうのか?(朗読・朝礼スピーチ etc.)
・真っ正面から立ち向かうことが結局は近道
・30秒でわかる:なぜ緊張を受け入れるべきなのか?
・「人」に慣れる
・仲間から勇気をもらうこと
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