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【幻の生物を紹介】オドントティラヌス


【オドントティラヌス】牛の顔を持つ肉食性の怪魚

インドのガンジス川に棲息するという怪魚。
3本の角を持つ牛の顔と、うろこで覆われた魚の身体、獸の脚を持つと言われる。
「オドント」は歯、「ティラヌス」は王を意味しており、インドではガンジス川の汚物を捕食する聖なる存在とされる。
古代ギリシャの伝説では、東征に出たアレクサンダーがガンジス川に部隊を派遣したさい、兵士たちがオドントティラヌスを目撃したという。
怪魚は象を呑み込めるほどの巨体で、多数の兵士がたった1匹の怪魚に喰われてしまった。
このエピソードからも分かるとおり、姿に似合わず肉食の性質を持っている。
だが、怪魚が喰らうのはインドの平穏を乱す者だけだという。

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