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子供のためのオルセー美術館(11)夏休みお絵かき特集①ふしぎの森/オルセーお絵かきビデオと

ひんやり空気くうきもそのまま
とまるようなしずかなよるでした

くらいくらいもりのいりぐち

っぱなのかいしころなのか
一歩いっぽふみだすと
くつのおとはどこかにすいこまれていきました

むしこえ?そんなのこえない 
なんにもえないよ」


いえいえ
なんかえるでしょう

 「これはなの それとも… だれか いるの?」

もちろん
さっきからわたしがてるというのに


「やっぱり…かえろうか」

あそこに あかりが

「ああ やっとえた」

つちもみんなおないろ

ずっとむかし ちいさいころにたことがあるでしょう
玉虫たまむしはねいろ
それは全部ぜんぶがすきとおっていたでしょう

これがわたしの姿すがたです




© Musée d'Orsay / Sophie Crépy

JÓZSEF RIPPL. RÓNAI 1861-1927
Un parc la nuit vers 1892-1895
リップル・ローナイ・ヨージェフ
公園の夜 パステル画
Pastel sur papier beige, marouflé sur toile

夏休み🌻さあ、パステルをつかって絵をかいてみましょう!

もりいろはどんないろ

パステルはさらさらのクレヨン。ティッシュペーパーでこすると ふわっときりみたいになるんだよ


美術館びじゅつかんのビデオをて もりをかきましょう

用意よういするもの
くろ画用紙がようし
えんぴつ
ティッシュペーパー
ドライパステル 

ハンガリーの画家ヨゼフ・リップル=ロナイは、このパステル画を描くのにほとんど色を使いませんでした。
暗闇は濃い青、街灯の光は黄色の点、木は青とうす緑

描き方
1. 手前に街灯、その後ろに木々を鉛筆で描く。
2. 木と木の間を紺色にして夜を表現し、黄色で街灯の光を表現する。
3. 街灯に近い木々には青と薄緑を、街灯から遠い木々には濃い色を使う。
4. 木々の輪郭をぼかして霧のようにするために、絵の表面をティッシュでこする。

musée d’orsay 

ご覧いただきありがとうございました。
オルセー美術館のビデオは小さいお子様向けに作られています。
暑い暑い毎日、ひんやり涼しい森の霧を描いたり、青い海や空、土もお日様も色んな色のパステルで描けそうですね。最後にティッシュで擦るのを忘れずに。水でぼかすこともできます。
明日も夏休みお絵かきビデオを紹介します。

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