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9/11 読了記録

ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー
ブレイディみかこ
新潮文庫


カトリック系小学校に通っていた息子が地元中学に進学すると宣言、そこは今まで通っていた学校とはまったく異なる環境で

人種差別発言を平気で口にする同級生にアフリカ系移民の子、ジェンダーに悩むサッカー少年と個性的な友達と接する中で、息子は
「色んな子が子がいるけど、みんな大事な友達」
という答えに行き着く

更にホームレス支援のボランティアや公立校と私立校の待遇があまりにも違う水泳大会などの経験をして母ちゃんと息子は率直な意見を語り合う

中学で出会った友達や先生、そこで経験した事や母ちゃんとの対話は息子君の一生の宝物となるんだろうなと思いました

それにしても、帰省先で出会った中年男性の言動は本当に恥ずかしい

おじいちゃんとお店の大将の対応が立派でした

イギリスの政治についても学べる良書です

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