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仏教と谷崎と泉鏡花をふんわり読んで女性を見る

盆を読んでるとき、付箋を貼り付けておいて後で読書ノートを後で書くのですが今回好きな谷崎作品だったので好き!ペタ!で付箋貼り付けてました。おかげで読書ノートに書く量が増える………
カサ増して許されるのはもやしだけだ……


谷崎の「二人の稚児」、泉鏡花の「高野聖」を思い出しました。キリストでもマグダラのマリアはイエスを惑わす存在、仏教の経典でも女性は修験者を惑わす存在で大蛇のようで鬼のようで洞窟に引きずりこみ……とか。泉鏡花も高野聖でとある女性と聖人の話、谷崎も将来素晴らしい僧になると言われ日々修行を重ねる幼いときから本願寺にいる子供のうち一人が憂き世に染まり女を知り衆生に落ちる話。

女性を書いたりしているとここに行き着いてしまうのか(仏教経典も同様)、はたまた時系列はわかりませんが谷崎が泉鏡花に影響されたのか。

どちらにせよ古い宗教の教えって読み物として比較していくと真理の書になるのでは?とちょっとワクワクしています。


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