スポーツに対する価値観②

①の続きです。

少し話がそれるかもしれませんが、高校の時の話をします。
僕が在学していた高校はサッカーに力を入れていて、僕が3年の頃県大会の決勝まで勝ち上がってきていました。

結果は後半終了時点で0対0。
PKの末、4対3で敗退しました。

決勝戦の日の翌日くらいからこんな噂が流れました。
<決勝の相手校(以後T校と呼びます)は守備とPKに重点をおいで練習していた。
試合中は、T校自らは積極的には攻めず守備を固めて相手に点を取らせないようにし、PKに持ち込んで勝つ>
と。
その噂が本当なのかどうか定かではありませんが、今思えば確かにそのとおりに試合を運んでいたような気がします。
積極的には攻めず、攻められた時は鉄壁の守備でゴールを守りPKに持ち込む。
また、T校は準決勝もPKによって勝利し、決勝に駒を進めていました。

これは戦略としては素晴らしいものだと思います。
自分の得意なフィールドで戦うことは勝つためにとても重要なことですし、本気で勝つことを追求しなければ生まれないものだと思います。

でもそれを聞いて僕は不快感というか、消化不良というか、負けたという事実を気持ちよく受け入れられないような心境になりました。

一旦今回はここまでとします。
次の投稿は僕自身ののスポーツに対する価値観をお話したいと思います。

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