②の続きです。

おそらく僕が不快感を感じたのは、自分の高校が負けてしまったからという要素も少なからずあると思います。
でもT校の作戦は、勝ち負けにこだわりすぎてサッカーという枠をはみ出ているような気がしてならないのです。
サッカーは点をとりに行くスポーツです。
その大前提なくして、サッカーをやる意味があるのでしょうか。
ルールを逸脱していないとはいえ、それは点をとりに行くという大前提があるから明文化されていないだけではないでしょうか。

もちろん勝利を求めて意図せず前提から外れてしまうこともあると思います。
しかし意図的に、点をとりに行かない、という選択をして試合に臨むのはスポーツマンシップに則っているのでしょうか。
綺麗事を書いているのは重々承知しています。
でもT校が僕の高校に勝つならばもっと気持ちよく勝ってほしかったです。

とまあこんな具合に先日友人たちと話していて感じたわけです。
スポーツの本質について考えさせられました。