20240329

【桜の存在感】

冬の間…というより、夏から春の前までの間、
桜の木って、全然目立たないと思いませんか？

葉を茂らせている夏も、
紅葉している秋も、
葉を落とした冬の時期も。
桜並木の街並みでさえ、桜は静かに眠っているように思います。

それが、
春一番が吹いて、
一雨ごとに暖かくなってくる今の時期だけは、

冬の枝のままであっても、
一目で「桜だ」と分かるほど、一氣に存在感が増してきます。

桜本人はどう思っているのかわかりませんが、
この桜の開花する時期と、それ以外の時期のON OFFの切り替え方は、潔いなと思います。

【身体を休める時間がとても大切】

このところ、
お友だちと自己管理の話になると、決まって最後は「睡眠が大切だよね」という話で落ち着きます。
勢いだけでなんとか「こなせる」10代、20代と違って、身体はどんどん「休まないと回復できなくなってくる」からです。

しかも、若い頃の、「寝なくても何とかなる」と言う状態は、言葉の通り「何とかこなしている」だけであって、若い頃のそれですら「100％のパフォーマンス」ではないのです。

【休むのは仕事もプライベートも100％で臨むため】

あるお友だちが、予定は詰め込まない。と言っていて、その理由として、
「仕事はもちろんだけど、お友だちとお茶をするのも、100％のコンディションでないと、話を聞いていても、ただ聞くだけになってしまうから。」と話していて、とても誠実だなと思いました。

疲れていたり、
睡眠不足で人と会っても、
何だか疲れているな？と相手に心配させてしまったり、彼女がいうように、「話を聞いていても何となくただ聞くだけ」になってしまっていたり、とにかく、せっかく会う時間を作ったのに、そこに集中できなかったり取りこぼしたりしてしまうのは、確かにもったいないなと思いました。

私たちはいつだって、
明日元氣でいられるか、
次また会えるか、
その確証はないのですから、お友だちとお茶をするのだって、100％で向き合えたら、それはとても充実した時間になるのです✨

【動物は体調が悪いとひたすら眠る】

休むのがなぜ大切なのかと言うのは、動物を見ても分かります。

例えば私たちは、
風邪をひいたりすると、ちゃんと栄養を摂って休むようにと言われる事がありますが、実はこの「栄養を摂る」と言う事は、余分な養生だったりします。

身体は、回復させるために免疫（血）を使いたいので、食べ物を食べてしまうと、消化することに力を使わなくてはならず、回復を遅くしてしまうのです。（栄養不足による体調不良など、不調によってはこの限りではありませんが）

ワンちゃんやにゃおと一緒に暮らしている人なら、もしかしたら心当たりがあるかもしれませんが、
動物は、体調が悪い時はご飯を食べません。
ひたすら寝て、回復させます。

それが一番効率よく回復させられるという事を、本能的に知っているからです✨

【桜の花】

さて。
桜の話でしたね。

桜は、春のひとときだけ、その美しさを最高潮にします。
それ以外の季節で、あまりにも存在感が無い事について考えた時、動物と同じように、休む（存在を消すほど完璧に）事で、100％のパフォーマンスを発揮しているのかなと、ふと思ったのです。

だからこそ、
桜の花は、そこに在るだけで人々の心を惹きつけるのかなと。

桜をお手本にして、
ちゃんと休息を取って、活動する時は100％のパフォーマンスを発揮する。

それってとてもかっこいいなと思いました🌸✨

いつもいつもではなくても、
そんなことを意識して過ごしてみようかなと思いました🥰

🌑読んでいただきありがとうございます🐉感謝🌕

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