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不定期発行 月間あたし Vol.1 「私の価値について悩んでみた」

こんにちは。リラと申します。
しがない若造ですが、日々思うことを綴るための文字を書きます。
なんとなく月間あたし、なんてタイトルをつけてみましたが 月間というほど続かないかもしれません。もしかしたら来月には放り出しているかも。
それくらい自由気ままにこのプラットフォームを使う気持ちです。

私よりすごい人なんてゴロゴロいた

突然ですが、MBTI診断をご存知でしょうか。最近流行りの。
私はINTJでした。何回診断してみてもINTJで、解説を読んでみても私らしいな、と思いました。

”完璧主義”で合理的だそうです。

本当に的を得ていて、びっくりしました(そうですか)。
でも実際に、いつも心の中で自分を美化しながら常に高く評価するタイプです。表向きはニコニコでも、「自分はどこのどの人よりもここが優れている〜」なんて思ったことは何回もあります。
聞こえは全く良くありませんね。
けれども、誰かより優位でありたいという気持ちは人一倍強いことに変わりありません。

そんな私ですが、人生そう易々と進むわけもありません。
籠の中の鳥、生簀の中の蛙、家の中の私…。
とにかく外の世界を知らなかっただけで、もちろん世の中自分なんかより優れた人はたくさんいるのです。

それを痛感したのは高校生になってから。
出願のためにいろいろな大学を見ながら、色々な人の体験談を見ていると「全国大会優勝」「ビジネスコンテストグランプリ受賞」
とか、自分が目指しても得られなかったもの、そもそも手の届かないような称号を持つ人がたくさんいました。

完璧でありたかった、トップに行きたかった気持ちはそこで一度打ち砕かれました。自分の手札のなさに気づいてしまったからです。

一番悔しくて、一番刺激になる 周りの存在

小さなコミュニティの中だけでも、トップ層にいたかった。
学校やクラスという小さい空間では少なくとも、自分は一歩先にいるんじゃないかと思っていました。
ところがそれさえも、私の目が曇っていただけ。自分の敷地しか眼中になかっただけでした。

気がつけば、クラスメートは私が欲しくてもとれないような賞をもらい、テストの点数もあっという間に追い抜かして行きました。
一番仲のいい友達は、気付かぬうちに何だかものすごい課外活動団体に入っていました。

前に砕かれた時に見た世界はあまりにも大きかったから、すぐに区切りをつけることができました。
だけど、自分をあれよあれよと追い抜かしていく者がすぐそばにあった時、さらにそれが小さい空間で感じられた時、「私」という存在はものすごくちっぽけなものに成り下がった気がしました。

まあでも、どうにもならない

「あ、自分ってほんと何もできないのかな。」

なんて自己嫌悪に陥ってみたりもしましたが、何も湧き出てきませんでした。
世の中の摂理といいましょうか、折れたって泣いたって自分の中での経験として吸収されるだけであって、目に見える形ですぐにはどうにもなりません。
それでも、胸の中に生まれたモヤは簡単に消えてくれなかったもので、少しの間悶々としてみました。

結論として、何も生まれませんでした。何も変わりませんでした。
それは、どこまで行ってもやっぱり私は私のままで、そこから1ミリたりとも他力本願では動いてくれないから。
どうしたって私は可愛いあの子にも、クラス1位のあの子にもなれません。
でも反対に、その可愛い子もクラス1位の子も、私にはなれません。

当たり前のようで、いつの間にか抜け落ちていたこと。
それをまた飲み込めたようで、スッキリしました。

人は人、うちはうち、って本当だねママ。

おわり

今日はこんなたわいの無い、中身のない、読んでいる人に何か特になる情報は特に入っていない自己完結型文を書きました。
ただ悩んだことの書留として綴ったものなので、まあこんなエンターテイメントもあるものなのか〜と暖かく見ておいてください。

それではまた!

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