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飲酒運転を劇的に減らす方法:今までの常識を変えよう!

とんでもない飲酒運転の事故!

改めまして、M.Jです。
飲酒運転の自動車に追突されて、子ども3人が死亡した「ものすごく悲惨な事故」から約20年近くになります。
2006年、福岡県福岡市の「海の中道大橋」で飲酒運転した車が家族5人乗った車に追突し、博多湾に転落させました。「4歳・3歳・1歳の子どもの生命が絶たれる」という悲惨な出来事が起こってしまったのです。
あれからかなりの年月が経ちますが、M.Jは「痛ましすぎる事故の橋の映像」がまだ鮮明に残っています。
この飲酒運転の後、交通関連のの法律は大幅に改正されました。
飲酒運転の厳罰化によって、「日本の飲酒運転による死亡事故」は大きく減少しています。
しかし、まだ「日本の飲酒運転事故の件数自体」は、2013年に4,334人→2023年に2,346人と減ってはいるものの「厳罰化された割には微妙な減少」です。なかなか飲酒運転事故が「0(ゼロ)」に近づかないと思うのは、私だけでしょうか!

以下の記事は、福岡県で子どもが亡くなったものすごく悲惨な事故について詳しく記載しています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:日本経済新聞:福岡県3児死亡事故

飲酒運転に対する罰則・条例の改正

前述したように、福岡県の事故の後飲酒運転による罰則は「厳罰化」されました。
飲酒運転による罰則
酒酔い運転:アルコールによって正常な運転ができない状態
免許取消(取消後3年間、運転免許取得できない)・5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転:呼気中アルコール:0.25mg/ℓ以上
免許取消(取消後2年間、運転免許取得できない)・3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
酒気帯び運転;呼気中アルコール:0.15mg/ℓ以上〜0.25mg/ℓ未満
免許停止(90日)・3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
車両の提供者や車両の同乗者にも罰則があります》
これらに加えて、飲酒運転をしてしまうと「会社からの解雇」「賠償金の支払い」などの制裁も課せられます。
福岡県飲酒運転撲滅条例:改正部分
⑴アルコール依存症受診および治療への誘導の強化
⑵事業者の責務などの強化および具体化
⑶飲酒運転を見逃さない県民意識づくり
⑷県民意識の醸成対策強化

上記のような罰則があるにも関わらず、飲酒運転による事故は「大きな減少」となっていないのです。M.Jは、時々ニュースを見ていますが「また飲酒運転かーっ!あんなに悲惨な事故があったのに・・・」と落胆しています。
飲酒運転をする人は、若い人だけではなく「60歳前後の人」など仕事をしていれば役職についている年代の人も多いので、ものすごく残念です。
飲酒運転撲滅条例もありますが、あまり「周知されていない感じ」があります。
特に、上記の⑶と⑷については「うまくいっていない!」と言えそうです。「夜のお酒は見逃してしまおう!」「飲酒運転に関わるのは面倒臭い」という文化が根づいている感じがします。
「飲酒運転を減らしていこう!」という積極的な行動は少ない感じです。

以下の記事は、警察庁が飲酒運転の罰則などについて詳しく記載されています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:警察庁:みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」

以下の記事は、福岡県警察が飲酒運転の撲滅について詳しく記載しています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:福岡県警察:飲酒運転撲滅

新たな方法の導入! ➡︎ 飲酒運転を劇的に減らそう!

断酒するくらいの覚悟で取り組んでいこう!

ここで、本題に入ります。今までの「常識をくつがえす飲酒運転を減らす方法」について提言します。
飲酒運転を劇的に減らす方法
飲酒運転の危険性の教育と「飲酒のデメリット」について「中学校・高校の国語の授業」に取り入れる。教養課程の大幅な変更の実施

◆現在福岡県では、小学校・中学校・高校で「飲酒のデメリット」の教育は行われています。概要をじっくり見ていくと「道徳や学級活動」での授業が多いようです。
◎今回、あえて「国語での教育」とした理由は「どの学校においても必須科目」「場合によっては試験が必要」だからです。

飲酒運転の危険性と「飲酒のデメリットについて、新入社員教育での「必須項目」として徹底して講義をする。

◎今回、成人になってからの教育を挙げた理由は「先輩や上司からの勧めで飲酒する」「成人になると忘年会などで飲む機会が多くなる」からです。
◎できれば、中間管理職の勉強会にも導入する。

③50人以上の従業員の企業の忘年会、公的機関の忘年会を実施するときは、必ず「日時を所管の警察に連絡する」こと!《連絡のない場合は、罰則を設ける》
④50人以上の従業員の企業の忘年会、公的機関の忘年会は「忘年会の終了前」に「警察官のスピーチ」を導入すること!《飲酒することの抑止力になる》
自動車免許の更新をする場合、特に「飲酒のデメリット」について30分以上講義を行う。

《補足:見られている感じで「飲酒は止めよう!」となる》
居酒屋などに「覆面パトカー」「バイク」を積極的に導入する。→運転しようとした時点で検査する

忘年会でお酒がかなり入ると、「さーて、まだまだお酒を飲めるぞー!」「おう!二次会もこの感じで行こうぜ!」という酔っ払いが多くなります。
そこに、司会の人が「只今より、特別講師のスピーチがあります」と言って、私服の人がいきなり服を脱いで「警察官」の制服でスピーチを始めると・・・
何人かは「酔いが醒める」かもしれません。そうなると「飲酒運転は止めよう!」となっていくと思います。
あくまでも一例ですが「飲酒運転を減らす工夫」は必要です!
飲酒運転が劇的に減っていくことを願っています!

以下の記事は、素敵なライターが、飲酒運転を劇的に減らすために必要な考え方を記載しています。
参考:勤務中の警察官、サングラスもコンビニ買い物もOK


以下の2つの文献は、飲酒のデメリットについての学校の教育について記載しています。ご覧いただけると有り難いです。

悲惨な事故の映像は見たくない!

前述したように約20年前の出来事ですが、私はもう二度と「悲惨な飲酒運転による事故」は見たくありません!
私は、運転の前に「飲酒を断つ!」というくらいでちょうどいいと思っています!
そのくらい「飲酒のデメリット」が大きいことも事実です!
「飲酒のデメリット」をあえて強調している理由は、東北大学で脳の研究をされている「川島隆太」教授が発表された「飲酒で脳が萎縮する」というお話を皆さんに知っていただきたかったからです。

「飲むなら乗るな」では、対応が遅く「断酒をするくらいの覚悟で日々の生活をしていこう!」という意識が大事なのです!
お酒は依存性が高い飲み物」なので、皆さんが想像している以上に「恐怖の飲み物」です。過去にもお酒によって「多くの人」が病気になったり、亡くなったりしています。《ちなみに、私の親せきも大量飲酒によって61歳で死亡》
特に、沈黙の臓器である「すい臓」はお酒の影響が大きいとされています。すい臓の健康を守るためにも「断酒するくらいの決意」が必要です!

ちなみに、お酒による「脳」と「すい臓」への影響を知ってから、私は飲酒をほとんどしなくなりました。《年2回しか飲酒はしていません》

今回は、運転よりも「飲酒」のほうに力点を置いてみました。
日本は「まだまだ飲酒を許容している」ので、徹底的に「飲酒のデメリット」は教育していかないと「飲酒運転の劇的な減少」につながっていかないと思います!
この記事をご覧の皆さん、「断酒するくらいの気持ち」で生活をしていきましょう!

ご覧いただき、どうもありがとうございました!
今後とも、M.Jの記事をよろしくお願い致します。

以下の文献は、川島隆太教授が飲酒と脳の関係についてわかりやすくお話しされています。ご覧いただけると有り難いです。
参考文献:(株)NeU:Active Brain CLUB:飲酒で脳が萎縮する

補足事項

以下の記事は、飲酒による身体への悪影響についてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。

参考記事:M.J:水分補給をしよう!血管の詰まりにご用心!

参考記事:M.J:すい臓のケアは簡単ではない!


今回の記事のテーマにご協力いただいた素敵なライターの記事です。ご覧いただけると有り難いです。
素敵な記事:saladのおすすめ記事10選







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