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「ストレス軽減法 その③」

日頃生活をする中で、「十分な睡眠をとっているのに、体の疲れが残っている」や「以前よりも集中力が落ちた気がする」などこんな体験をされたことがないだろうか?
もしかするとその症状、「脳疲労」かもしれません。

今回は、「疲労と脳の関係性」をテーマに、症状のポイントや改善策等をお話ししていきたいと思います。

脳疲労とは?

まず、「脳疲労」の症状のポイントは、日中の活動時に集中力が続かず、ぼーっとしてしまうことや、十分なパフォーマンスを発揮したい場面で集中力が欠けてしまうことがあります。

では、なぜこのような状態になってしまうのか?というと、脳は普段から大量の情報を処理していることに理由があります。
つまり、ネット社会の現代において、頻繁にスマホやタブレットを使用することは、脳にとっても大量の情報処理をさせてしまうことになります。そして、大事なのはこの情報処理は意識的ではなく無意識的に行われているということ。つまり、いくら注意をしていても、スマホやタブレットを長時間使用するということは「脳疲労」が蓄積されやすくなる可能性が高まるということ。

脳疲労の改善策とは?

脳にとって、大量の情報を処理するということは、まず自己にとって「必要な情報」と「不必要な情報」の取捨選択を迫ることになります。この選択を行う上で、脳内では複数の場所を使用しながら情報処理を行うことになります。つまり、脳にとっては脳内の複数の箇所を使用しながら「マルチタスクで処理」をして、かつ「常に決断する」といった状況にあります。このように常に大量の情報に晒され、かつ情報の取捨選択を行なっていれば、当然脳疲労が起きやすくなっても仕方がありません。
しかし、蓄積した脳疲労を改善する方法がいくつかあります。それは・・・

脳疲労を改善するための最良の改善策は自律神経を整えること。

「自律神経を整える」とは何かというと、軽い運動をしたりすることや自然と触れ合うことで交感神経と副交感神経の切り替えを行うこと。最近ではサウナなんかがオススメとしてよく聞かれますよね。サウナで汗をかいて(交感神経を高めて)、水風呂に入って外気浴をする(副交感神経を高める)ことで、自律神経が整えられ睡眠の質も向上します。
運動が苦手な方や身近に自然を感じる場所がないという方には、仕事や作業を行う場所や環境を変えることや、服装や髪型を変えること、マインドフルネスなどもオススメです。

たまには脳を休ませてあげましょう

今回は、冒頭でお話しした、「十分な睡眠をとっているのに、体の疲れが残っている」や「以前よりも集中力が落ちた気がする」といった症状はもしかすると「脳疲労」かも?といったお話をしました。
この記事を書いてて思ったことは、「疲労は脳が作り出す、ある意味マジックだなぁ」と思うとともに、脳疲労をうまくコントロールすることができれば、高い集中力をキープしながら、ポジティブに作業に取り組むことが出来る様になる日が来るのではないかと思いました。
そして、脳疲労といった症状に悩んでいる方の一助となればと思い、改善策として環境を変えることの有用性や肉体的疲労感の有意義性を提案させていただきました。脳疲労を感じた際には、是非「自律神経を整える」ことを意識してみてください。

そして大事なことは、頑張り続けることも良いことですが、
「たまには脳を休ませてあげる」ことも大事かなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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