昇進を諦めたら心が軽くなった

負け惜しみに聞こえるかもしれないけど

４５歳

若い力が台頭してきて

もはや自分の力に限界も感じる

これから自分の命を何に使おう

そう考えたとき

今の仕事じゃないな

と思った

だからと言って

転職するわけでもなく

多分、一人で何かをしたいのだと思う

ずっと会社のお世話になってきて

ずっと心に引っかかるものを抱えてきたように思う

今、不自由なく生活出来ているのは

間違いなく仕事をさせてもらっているおかげで。。。

もう２３年が過ぎた

「あのときもっと頑張っておけば」

不思議とそうは思わない

頑張らなかったわけではない

自分なりに頑張ってきた

「公正に評価されていない」

と、不平不満を漏らしたこともあった

でも今はそうは思わない

自分に力がなかっただけ

自分に覚悟がなかっただけ

年末に高校のプチ同窓会があった

僕は行かなかったけど、

行っていたら、肩身の狭い思いをしていたのだろうか

もうみんな、それなりの肩書を背負って生きている

僕は、世間一般的には「係長」

毎日、早く家に帰りたいと願う駄目社員

朝起きて「あ～今日も仕事か。。。」

と憂鬱になる窓際族

逆転満塁ホームランを狙っているわけでもない

自分にできることってなんだろう？

自分の強みってなんだろう？

ビジネス書や自己啓発書を読み漁ってもわからない

でも多分

天職とは、やっていることの中に潜んでいるのだと思う

今の仕事を２３年続けてきた

今の仕事の中に、自分の強みが潜んでいるのか

自分の習慣の中に天職になり得るものが潜んでいるのか

昇進を諦めて、心が軽くなった

こうやって自分がやりたかったことに没頭できている

でも

何かが足りない

それは、満足感や達成感や幸福感で。

仕事に対して

やっぱり満足していないし

達成感も味わっていないし

幸福感もそんなに感じていない

仕事の仲間は仕事の仲間

家族にはなり得ない

と僕は思う

人はどうか分からない

仕事に家族以上の結びつきを求める人もいるだろう

でも僕はそれはできない

家族は家族

そして

家族が一番大事

今年は転機になりそう

というか

今年こそ転機にしよう

ずっと務めてきた会社

ずっとやってきた仕事

そして私生活

自分の命を何に使うか

自分の意識を何に集中させるか

自分だけの強みを活かす