大ちゃん

キリスト教会の牧師をしています。聖書から教えられることを分かち合いたいと思っています。…

大ちゃん

キリスト教会の牧師をしています。聖書から教えられることを分かち合いたいと思っています。よろしくお願いします。 教会のサイトです。 https://green401.wixsite.com/grace-church

最近の記事

人間の考えと神の計画

[列王記 第一 12:26,27,28,29,30] ヤロブアムは心に思った。「今のままなら、この王国はダビデの家に帰るだろう。 この民が、エルサレムにある主の宮でいけにえを献げるために上ることになっているなら、この民の心は彼らの主君、ユダの王レハブアムに再び帰り、彼らは私を殺して、ユダの王レハブアムのもとに帰るだろう。」そこで王は相談して金の子牛を二つ造り、彼らに言った。「もうエルサレムに上る必要はない。イスラエルよ。ここに、あなたをエジプトから連れ上った、あなたの神々が

    • 自己中心になるなら愚かな選択を繰り返します

      [列王記 第一 12:18,19,20] レハブアム王は役務長官アドラムを遣わしたが、全イスラエルは彼を石で打ち殺した。レハブアム王はやっとの思いで戦車に乗り込み、エルサレムに逃げた。このようにして、イスラエルはダビデの家に背いた。今日もそうである。全イスラエルは、ヤロブアムが戻って来たことを聞いたので、人を遣わして彼を会衆のところに招き、彼を全イスラエルの王とした。ユダの部族以外には、ダビデの家に従う者はいなかった。 今日の聖書箇所 I列王12:12〜20 今日も列王

      • 理解不能な愛

        [ローマ人への手紙 5:6,7,8] 実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔な者たちのために死んでくださいました。正しい人のためであっても、死ぬ人はほとんどいません。善良な人のためなら、進んで死ぬ人がいるかもしれません。しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。 今日の聖書箇所 ロマ5:6〜11 今日は受難週7日目、ロマ書から恵みをいただいていきたい

        • 十字架 闇から光へ

          ルカの福音書 23:44,45,46] さて、時はすでに十二時ごろであった。全地が暗くなり、午後三時まで続いた。 太陽は光を失っていた。すると神殿の幕が真ん中から裂けた。イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊をあなたの御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。 今日の聖書箇所 ルカ23:44〜56 今日は受難週6日目、受難日です。ルカによる福音書から恵みをいただいていきたいと思います。 イエス様が十字架につかれたのは午前9時でした。 [マルコの福音書 1

        人間の考えと神の計画

          イエスと共に十字架につけられた強盗

          [ルカの福音書 23:40,41,42,43] すると、もう一人が彼をたしなめて言った。「おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。おれたちは、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていない。」そして言った。「イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。」イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」 今日の聖書箇所 ルカ23:

          イエスと共に十字架につけられた強盗

          イエスを殺せと叫ぶ人々

          [ルカの福音書 23:20,21,22,23,24] ピラトはイエスを釈放しようと思って、再び彼らに呼びかけた。しかし彼らは、「十字架だ。十字架につけろ」と叫び続けた。ピラトは彼らに三度目に言った。「この人がどんな悪いことをしたというのか。彼には、死に値する罪が何も見つからなかった。だから私は、むちで懲らしめたうえで釈放する。」けれども、彼らはイエスを十字架につけるように、しつこく大声で要求し続けた。そして、その声がいよいよ強くなっていった。それでピラトは、彼らの要求どおり

          イエスを殺せと叫ぶ人々

          ゲッセマネの祈り

          [ルカの福音書 22:40,41,42,43,44] いつもの場所に来ると、イエスは彼らに、「誘惑に陥らないように祈っていなさい」と言われた。そして、ご自分は弟子たちから離れて、石を投げて届くほどのところに行き、ひざまずいて祈られた。「父よ、みこころなら、この杯をわたしから取り去ってください。しかし、わたしの願いではなく、みこころがなりますように。」すると、御使いが天から現れて、イエスを力づけた。イエスは苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた

          ゲッセマネの祈り

          イエスを愛する人とイエスを利用する人

          ルカの福音書 22:11,12,13] そして、その家の主人に、『弟子たちと一緒に過越の食事をする客間はどこか、と先生があなたに言っております』と言いなさい。すると主人は、席が整っている二階の大広間を見せてくれます。そこに用意をしなさい。」彼らが行ってみると、イエスが言われたとおりであった。それで、彼らは過越の用意をした。 今日の聖書箇所 ルカ22:1〜13 今日から受難週の黙想に入ります。今日はルカによる福音書から恵みをいただいていきましょう。 イエス様が十字架にか

          イエスを愛する人とイエスを利用する人

          中途半端では勝利できません

          [詩篇 60:1,2,3] 神よ あなたは私たちを拒み私たちを破られました。あなたは怒られました。どうか 私たちを回復させてください。あなたは地を揺るがし引き裂かれました。その裂け目を癒やしてください。地が揺れ動いているからです。あなたは 御民を苦しい目にあわせよろめかす酒を 私たちに飲ませられました。 今日の聖書箇所 詩篇60:1〜12 今日は詩篇60篇から恵みをいただいていきたいと思います。 この詩篇はダビデがエドムと戦い、エドムに勝利した戦いを背景にしています。

          中途半端では勝利できません

          霊感と信仰による勝利

          [詩篇 59:9,10] 私の力よ 私はあなたを見続けます。神が私の砦だからです。私の恵みの神は 私を迎えに来てくださる。神は 私に敵を平然と眺めるようにしてくださる。 今日の聖書箇所 詩篇59:1〜17 今日は詩篇59篇から恵みをいただいていきましょう。 この詩篇はダビデがサウルによって最初に逮捕されそうになった事件を背景にしています。ダビデはサウルの娘ミカルと結婚していましたが、サウルはダビデを逮捕するためその家を取り囲んだのです。 ミカルはダビデを窓から吊り下

          霊感と信仰による勝利

          悪に流される人々

          [詩篇 58:3,4,5] 悪しき者どもは母の胎を出たときから踏み迷い偽りを言う者どもは生まれたときからさまよっている。彼らには 蛇の毒のような毒がある。耳の聞こえないコブラのように 耳を閉ざし蛇使いの声も聞こうとしない。巧みに呪文を唱える者の声も。 今日の聖書箇所 詩篇58:1〜11 今日は詩篇58篇から恵みをいただいていきたいと思います。 この詩篇は内容がかなり難しい詩篇です。 ダビデが正義を行うべき統治者、支配者、権力者たちが不義を行なっていることに対して神の

          悪に流される人々

          洞窟の中をさまよう時

          [詩篇 57:7,8] 神よ 私の心は揺るぎません。私の心は揺るぎません。私は歌い ほめ歌います。私のたましいよ 目を覚ませ。琴よ 竪琴よ 目を覚ませ。私は暁を呼び覚まそう。 今日の聖書箇所 詩篇57:1〜11 今日は詩篇57篇から恵みをいただいていきましょう。 この詩篇はダビデがサウルに妬まれ追われて洞窟をさまよい逃げていた状況を背景としています。 このような状況がいつまで続くのかも分からず、どうしたらこの状況から逃れ出ることができるかも分からなかったのです。

          洞窟の中をさまよう時

          恐れに震える時

          [詩篇 56:3,4] 心に恐れを覚える日 私はあなたに信頼します。神にあって 私はみことばをほめたたえます。神に信頼し 私は何も恐れません。肉なる者が私に何をなし得るでしょう。 今日の聖書箇所 詩篇56:1〜13 今日は詩篇56篇から恵みをいただいていきましょう。 この詩篇はダビデがサウルの迫害を逃れて、ペリシテ人のガテの王アキシュの下に逃げ込んだ出来事を背景にしています。 ダビデはサウルの執拗な迫害によって自分はこのままでは殺されてしまうと恐れ、イスラエルの地か

          恐れに震える時

          人の悪意と謀略に取り囲まれた時

          [詩篇 54:1,2,3] 神よ あなたの御名によって私をお救いください。あなたの力強いみわざによって私を弁護してください。神よ 私の祈りを聞いてください。私の口のことばに耳を傾けてください。見知らぬ者たちが 私に立ち向かい横暴な者たちが 私のいのちを求めています。彼らは神を前にしていないのです。  セラ 今日の聖書箇所 詩篇54:1〜7 今日は詩篇54篇を通して恵みをいただいていきたいと思います。 この詩篇はダビデがサウルの妬みによっていのちを狙われ,荒野に逃げてい

          人の悪意と謀略に取り囲まれた時

          神がいない人生

          [詩篇 53:1,2,3] 愚か者は心の中で「神はいない」と言う。彼らは腐っている。忌まわしい不正を行っている。善を行う者はいない。神は天から人の子らを見下ろされた。悟る者 神を求める者がいるかどうかと。彼らはことごとく背き去りだれもかれも無用の者となった。善を行う者はいない。だれ一人いない。 今日の聖書箇所 詩篇53:1〜6 今日は詩篇53篇から恵みをいただいていきましょう。 私たちの人生は考え方によって決まってしまいます。その中でも神はいると考えるか、いないと考え

          神がいない人生

          悪に取り囲まれた時に

          [詩篇 52:8,9] しかし私は 神の家に生い茂るオリーブの木。私は世々限りなく 神の恵みに拠り頼む。私は とこしえに感謝します。あなたのみわざのゆえに。私はあなたにある敬虔な人たちの前ですばらしいあなたの御名を待ち望みます。 今日の聖書箇所 詩篇52:1〜9 今日は詩篇52篇から恵みをいただいていきましょう。 この詩篇はダビデがサウル王の妬みによって殺されそうになり、王宮を追われて逃亡生活を始めた時のものです。 ダビデは一人で食べ物も武器もないまま神の聖所に逃げ

          悪に取り囲まれた時に