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昨夜の奇妙な夢の真相を考えたらやっぱりそこに行きついた

夢を見た。

亡くなった父が生きていて、
実家の2階の自室から出てきた。

ソファーに座った父は
いつもと違う黒縁の四角いメガネをつけていた。
私は父の様子から質問をした。

「あなたはだれ?」

すると父は、
「4歳」
と答えた。
口調からして小さな女の子だった。

「なにで遊ぶのが好きなの?
おままごと?おりがみ?」

小さい子を諭す声で聞いてみた。
父ではない父を見て母が後ろで声を上げた。


父は亡くなる前、薬の作用か何かで
意識がぼーとしていることがあった。
空を見上げて会話をしたり
私たちに向かって声をかけたりしていた。

私は病気の悪化と薬のせいだと思っていたけれど
もしかして私たち家族が知らない間に
別の人格が生まれて
父の中に住んでいたのではないか。

そんな風に思ったところで目が覚めた。

奇妙な夢だった。
喉がカラカラに乾いていた。



私はしばらくボゥとしたあと、
今、父は何をしているのかなと考えた。

空から私たちを見ていてくれる
ということはよく聞くし、
小さな頃からなんとなくそんなつもりで
空を見上げることはあった。


けれど、

死んだ魂はどこへいくんだろう?

あの夢のように、
父はどこかの女の子に生まれ変わってるんだろうか

そんな風なことが頭を駆け巡り
私はスマホを手にして調べていた。


無宗教なのをいいことに
私はなにか1つだけでいいから
信じる仮説を知りたかった。

一番最初にでてきたサイトはこれだった。


別にリンクを押さなくてもいい。

たまたま見つけた記事だったが
とてもわかりやすくまとめられていた。

真偽はいろいろあるがそれは今はどうでもいい。


亡くなった人の魂は49日間、
その近くにとどまっていろんなひとに
声をかけたりするらしい。

そしてその49日間で行く場所が決まって、
三途の川という有名な川を渡るようだ。

泳いでいく人も飛んで行く人も
溺れながら行く人も橋を渡って行く人もいる。 

先に亡くなった人たちが迎えに来て
幸せに天へ昇る人もいれば

死後の世界を信じず
とどまって幽霊になる人もいるのだとか。


そのあとが面白かった。

自分の人生の映画を見る

生前の行動や自分の気持ちも全部筒抜けの映像。
それを観客たちがみて天国地獄どちらへいくか
決めると言うのだ。

心が清く人のために生きた人は天国
身勝手で傲慢な人は地獄


あの世に還るときには心一つ。


心が美しいかどうか。
心が清らかであるかどうか。
心が豊かであるかどうか。

死ぬと人はどこへ行くの?


身体もない、友達もいない(先立たれた友はいるかも)
お金もない、肩書きもない

そうなったとき、
ほんとうに心豊かに過ごせたか


そんな小学校の道徳で習いそうな
基礎の基礎の基礎で
どシンプルな言葉が胸に刺さる。

私は日頃心豊かに過ごせているのかな


この世で経験する、さまざまな事柄は、自分の心を磨くための材料にしかすぎない

死ぬと人はどこへ行くの?


そうなのだとすると。


心が病む時があってもいいじゃない。
お薬を飲んで少し気持ちが落ち着くのなら
心に余裕ができて人に手を差し伸べられるのであれば、
小さな幸せを見つけて生きられるのであれば、

仕事をしてるしてない
精神科に通っている通っていない
障害がある、ない
家事の能力、外見の良さ
友達の多さ、恋人のスペック

そんなの自分がいいとおもっているのなら
それが正解なんだし、
相手が理不尽でムカつく経験だってあるけれど
自分が磨かれる材料だとおもったら

もっと気楽に生きていいんだ

そんな風に思えた。

考え方はシンプルだった。

今幸せか。

それは「わたし」がやりたいことなのか。
心躍ったりワクワクしたり安心できたり
「わたし」にとって、ハッピーなのか。

そんな風にして
生きていこう。


いしし。

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