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おなじ海でもちがう海

はじめてきた気仙沼。
目の前には海。海。

いつもいる場所も海のそばだけど、
同じ海のはずなのだけど、
ふだんと違う気持ちになる。

サーファーはいないし、波は激しくない
ここのうみは湾だから穏やかで
海鳥がところどころ浮かんでいて
カモメがピーピー鳴いている
とっても透明で透き通って見える
大きな船がたくさん停まってる
そしてきっと、ここにはたくさんの命が漂った

きっと最後のが理由かな。

.

この街のそこかしこには
"海とともに生きる"ということばと
そのための工夫があった。
海の眺めを妨げない防潮堤。
防潮堤を隠すために作られた商業施設。

海とずっと一緒に生きてきた人たちが
海とこれからもずっといるために...
海を好きだった人の想いを繋いでいくために...

みんないろんな葛藤をかかえながら、ひとつひとつ選択してきたんだろうな。

別の海の町で生きるわたしも、
いろんな想いを、ほかの海の町の人たちの想いも大事に、生きていきたい。

今日も空はあおくて、海もあおい。

💙

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