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投資するのはお金だけではない【投資家みたいに生きろ】

「投資家になれってことは、ギャンブラーになれってこと? ギャンブル嫌いな私には関係ない…」
これが、タイトルから受けた印象です。

「お金でお金を増やす」って発想も
確かに投資に入るけど、
投資の定義としては狭いようです。

具体的にお金もちになる方法が
書かれているわけではありません。
求めているのがそれなら、違う本をオススメします。

※2020.2.4投稿分を加筆修正しています。


・投資家の考え方

「この考え方いい」と思ったのが、
「投資とは、エネルギーを投入して、未来からお返しをいただく行為」です。

エネルギー=主体性×時間×お金×決断×運

※主体性=やりたいこと
※時間=平等に与えられたもの
※お金=過去、未来の缶詰め
※決断=成功体験の積み重ね
※運=謙虚な気持ち

これを読むまで、
投資は金儲けやマネーゲームのためって
イメージが強かったけど、
運が謙虚な気持ちと注釈があって、
「そうとは限らない」と勉強になりました。

・勉強は一緒やり続けるもの

これは言うまでもないでしょう。

薬剤師に例えても、
国家試験に合格して、
「はい終わり」ではないのと同じです。

どんどん新薬は出るし、
既存の薬すら使い方が変わるので、
日々勉強しないとついていけません。

そもそも現代社会で、学ばないでより良く生きていくのは可能なのか疑問です。

・○○の虎は無理!

ベンチャーの虎、
ヤンキーの虎、
サラリーマンの虎…。

私には「どれも無理」と感じました。

そんな私への選択肢は、ネコリーマン。

ネコリーマンについて、以下のように定義。

会社に所属して、生活のため、インフラは利用しつつも、出世は目指さず、しかし社畜にもならない。自分の人生をデザインする生き方。

これが一番現実的な気がしました。

・現在の私

投資家に対するイメージが変わった本です。
著者を別の本で知りましたが、彼に出会うまでは
博打を狙うイメージが強かったです。

私がもともとイメージしていたものは、
投資家ではなく投機家であることを知りました。

投資と言っても株を買ったりすることだけではありません。
時間を投資するという考えもあります。

今、私は息子2人の母親ですが、
彼らにお金も時間も投資しています。
それを考えたら、私自身も
自分の両親や世間の人たちから投資を受けて
今を生きていると実感しました。

この本で一番印象に残ったのは
希望を最大化の人と失望最小化の2種類の人間がいる話です。

希望最大化の人は「希望を見出して、より頑張っていこうという価値観」です。

このような生き方をしている人で、
真っ先に思い浮かんだのは樺沢紫苑先生です。
常に様々なことに挑戦して、楽しんでいます。

一方、失望最小化の人は「できるだけ「失望しない」ことを優先する」価値観です。
例えるなら結婚しない、車を買わない、転職しない。新しいことは一切手を出さないイメージです。

どちらの生き方をしたいか。
私は希望最大化の生き方をしようと決めました。

以上、ちえでした。
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