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タイムスリップして伝えたいこと3選【お金のセンス】

「もしもタイムマシーンがあったら、
20年前の私にこの本を持っていきたい」

そう思う内容でした。
今の中高生がうらやましいです!

20年前といえば、私は中学生。
社会のことはほとんどわからないし、
「成績が良ければ、いい学校に行けて、
いい会社に入れて将来は安泰」

周囲の大人から言われていました。

20年前の2003年でも、
既に終身雇用は崩れていたし、
小泉内閣の下、非正規雇用や派遣労働者が
次第に増えていた時代です。
「それ、古いでしょ?」と薄々思ってました。

いかに、周りの大人たちが、
昔の成功法則からアップデートできていなかったと気づかされました。

もし、今の私が、中学生の私に
3つだけ伝えられるなら
何にしようか考えてみました。

・その1.たくさん経験をしよう。

「こうすれば、こうなる」とわかるのは、
未知の経験に挑戦したことがあるからです。
それがわかれば、対処法もわかり、心の準備ができます。そして、更に行動する…。
行動する人のサイクルができます。

しかし、経験が少なければ不安ですよね?
不安なため、何かと言い訳してあきらめます。
あきらめるので、経験値が増えません。
そしてまた不安になる…。
これが行動しない人のサイクルです。

あなたならどちらの人の話を聞きたいですか?
私なら前者です。

なぜかというと経験上、
行動してきた人の話は、面白いからです。
「どこから突っ込もうか」と思うくらいの人もいます。

一方、行動しない人は口先だけで、他人の批判ばかりしています。
「あなたがやったら?」というと
「そんなことできません!」と
真っ赤な顔で言ってきます。

あなたはどちらの人間になりたいですか?

・その2.勉強は机の上だけでするものではないよ。

「勉強は机の上だけでするもの」と
思い込んでないですか?
だから、勉強がつまらないのかもしれません。

街中で歩くだけでも、勉強になります。

「前パチンコ屋があったけど、更地になってる」
「売家や売地が増えているなぁ」
「新しいお店ができてる」
「ドラッグストアができてる」
「建物が建ってるみたい」
…など。

些細なことかもしれませんが、
「なぜ?」と掘り下げていくと、
面白い発見があるかもしれません。

ある投資ファンドの社長がWebインタビューで
「街中の様子を見て投資判断をすることがあります」と言ってました。
そのくらい得られるものがあります。

「なぜだろう?」と考える癖をつけてください。

・その3.自己責任を履き違わないように。

自己責任って聞くと、
「弱者を突き放すのか」
「社会が殺伐とする」と言われることがあります。

そういう意味ではなく、
「自分の生き方は自分で決める、その結果は受け入れる」という自分自身の覚悟のことです。

自己責任意識を持てば、
自分の身に起こりうることを
予測し、準備ができます。

他人や会社、政府、社会のせいにしたところで
自分の人生を何とかしてくれるわけではないし、
期待するだけ無駄。
自己責任意識を持った方が、
楽に生きられると感じます。

・感想

単純にお金の稼ぎ方を解説しているわけではなく、
「あなたはどう生きたいの?」と
聞かれている気分でした。

このくらいの年から身につけていたら
社会に出るときスムーズに行きそうと感じました。
今の中高生が羨ましいです。

最後に、34歳の私にも言い聞かせたい
この言葉で締めたいと思います。

「不条理で理不尽な世界を生き抜く」

以上、ちえでした。
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