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そもそも発達障害って何?【もしかして、うちの子、発達障害かも!? 】岡田俊著

1歳半で「言葉が出ませんね」と指摘された長男。

「一生しゃべれない子はいないよ」と言われつつも、
「1歳半検診の時点でほとんどの子は
クリアできてるんでしょ?
うちはできてないんだから、
何かあるでしょ」
と疑念が拭えません。

2歳8ヶ月の時に受診するまで
苦しみ続けました。

そんな時に
「よくメディアで目にするけど、
そもそも発達障害って何なのさ?」

そんな疑問が出たときに読みました。
もしかして、うちの子、発達障害かも!? からです。

※2020.11.16投稿分を再編集。


・この本を読んだ理由

1才半検診で言葉の遅れを指摘され、経過観察。
待てど待てど、
言葉は一向に出なかったため、
疑いを向けるようになったのかきっかけです。

2歳半過ぎたところで、
「一度黒白はっきり付けよう」と言うことで
受診することになりました。

お住まいの自治体によりますが、
うちは、子育て支援センターの方が
紹介状を書いて下さりました。

この時点で予約ができるのが
早くても1カ月半後。
予約取るのも一苦労。

次回受診時まで、
どうしたらいいのか不安でした。

「長男はどういう状態なの?」
「私は何をしてあげたらいいの?」

言葉が出ないと指摘されてから
ずっと悩み続けました。

わからないことにはどうにもならないので、
まずは専門家の書籍を読むことにしました。

・読んでみてわかったこと

  • 親のしつけや愛情不足ではない。

  • テレビに子守させられるほど見続けるのは、その特性があるからである。

  • 特性を見つけることは、行動の意味が分かり、必要な支援が行いやすくなる。

  • 特性がわからないと、叱られ続けて、自尊心が下がる。

  • 発達障害そのものより、鬱病などの二次障害の方が問題。ひきこもりや不登校に繋がる。

「もっと早く決断すれば良かったなぁ」
正直、申し訳ない気分です。
長男より小さい子の方がおしゃべりが上手なくらいです。

「何でこんなこともできないの!?」と
叱ってしまうことも多々ありました。

・診断後の話

2020年の11月に、
長男は軽度のASDと診断。
※2022.7月現在、中等度と診断。

療育センター内に通園できるところがありました。
医師より、通院を勧められました。

しかし、当時は満員。
年長さんが卒園した後の
4月以降でないと入れないと言われたので、
待つことになりました。

更に作業療法についても説明。
始める前に作業療法士との面談があったものの
予約できたのは最短で2021年1月…。
「年を越すの?」と驚き。
こちらは発達通園に入る前から始められました。

手続きはまだあります。
今度は社会福祉協議会です。
うちの町にもあります。

子育て支援センターの方が連絡してくれたため、
そこまで手間がかかりませんでした。

福祉に関する手続きについてわからなければ
こちらに相談すれば教えてもらえます。
3ヶ月に1回、今も定期面談を受けています。

まさか、こんな形で福祉のお世話になるとは
思いませんでした。

助けてくれる人、機関が増えたので、
彼のペースで成長を見守りたいと思います。

・「うちの子は発達障害!?」と不安な方へ

食事だの、サプリメントだの、
いろんな情報や広告が溢れていて、
頼りたくなるかもしれません。

「食べ物で治ります」
「サプリメントで改善します」
私も見たことがあります。

こちらの本を読んでから
「それで良くなるならこんな公的支援はないよね?」と
疑問に感じるように。

まずは自治体や児童精神科医などの
専門家アドバイスを
受けることをオススメします。

以上、ちえでした。
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