見出し画像

教採合格までの道 最終回

 教員採用試験のtwitterがあって、そういえば、頑張って勉強したなぁと思い、思いたったように書いています。誰が読むねん。採用試験は全部で4回受けました。最後の一回で合格です。その年、保健体育での採用3人。前の年、合格点まで3点足りない状態でした。採用前の年も採用3人。

3点の意味

 3点足りなくて不合格はなかなか笑いました。「これ受かるんか?」と思いましたが、なぜ3点が足りなかったのかを考えました。で、やるせない思いを消化するために考えた結論が、

「面接点、実技点、筆記点の3つでほんの少しづつ足りなかった」

 なんですね。いや、本当のところはわからないですが、本当のところはどうだっていいです。その日から、毎日、勉強しました。勉強を義務にしました。具体的な方法は後述します。その当時、週の3日は飲みに行っていたので、帰ってきてから、グデングデンになってもノートを開いてました。意味あるんかいな、って感じですよね。その日は意味なかったと思うんですが、「こんなグデングデンになっても、勉強に意識が向いている」ってことが大事だったと今になっては思います。

「なぜ、無駄に思える筆記テストの割合が高いのか」

そう思う採用試験受験者の人は多いと思いますが、その理由は、

「生徒にどれだけ情熱を注げるか」を試されているんだと思います。
実際に学校で採用されている人でもどれだけの人が、教材研究にかけているでしょうか?悲しいかな、そんなにいないと思います。けど、必要ですよね?採用して働いて数年しないと教材研究する人なのか、する人なのかわかりませんよね。だったら、少なくとも合格しようとしてる試験の勉強くらいするよね?点数取れるよね?って言われていると思っていました。家出少年がいたり、授業エスケープがいて、空き時間ない中でも、担任を持っていて、学校にこれてない生徒に家庭訪問してても、最高にイケてる授業の準備は必要ですよね?教材研究大事じゃんね。なら、そこにも時間使おうよって。

「面接の練習は?」 

じゃあ、飲みにいくのやめたらいいやん、って言われそうですが、というか、実際言われていました。

 が、それもとても大事な作業でした。週3日のみにいくと言いましたが、そのうち2日は同じ先生でした。6つくらい上で、僕が講師をしていた学校に私立から新規採用で入ってきた先生でした。今でも、月1回は飲みに行きます。その当時の飲み会はひどかった。いい意味で。

 「体育祭に優勝はいらない」とか「部活で生徒を引っ張る発想はだめだ」とか「支援担任というポジションは学校にいらない」とか。居酒屋でこんなに机を叩く先生は多分僕たちしかいないと思います。そんなこんなで面接官より厳しい面接が毎週あったわけです。今思えば、その時の先生は学級担任で、僕は支援担任で、クラスとか持ってなかったけどこれが正しいって本気で思って本気でしゃべってましたね。いいのか悪いのか。今の若い先生は、やれと言われたところでやるので担任でも副担任でもって言ってる人多くなりましたね。是が非でも担任やりたいって思わんと。

 っと、横道にそれました。

筆記勉強方法

真面目に。

 過去問をひたすら解いていました。満点をとる必要はないので、どんな傾向にあるかがわかれば、大丈夫です。教職教養は、センター試験の現代文と同じで、消去法で選択肢を削って、いく練習をひたすらしてください。自分の受ける自治体のやつと全国版と両方やるといいです。専門のテストは傾向が大いに出るので受ける自治体をひたすらやり込むといいと思います。

 教職教養でやっていた仕事を始めてからも活きる対策は、過去問で出てくる通知文や学習指導要領、生徒指導提要などの引用されている部分にマーカーでラインを引いて何年に出てきたか、全部書いてみてください。見えてくるものがあります。

実技テストはどうすれば・・。

練習あるのみです。

うまくできないのですが、どうすればうまくできますか?

練習しかないです。

それでもうまくいかないですって人は諦めてください。
きっと向いていません。

うまくいく必要はないんです。実際に授業では、うまくいっている様に見せることが大事なのですから。

 実際に先生を目指している大学生とか若手とかに何かできないかなと思いつつ、書いてみました。聞きたいことあれば、Twitterでもコメントでもしてください。実際にあって話すでも、今流行りのzoomでも、関われたら面白そうだな〜。


 あ、そうそう。3点足りなかったから前年度4位だと思ってたら、受かった同期の人が同じく1点足りなかったらしいので、5位でした。3点でよかったと思います。もし、1点やったら採用試験受けてないです。www



この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?