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#73 鍼灸師という仕事とは

私は、柔道整復師と鍼灸師という
国家資格を持っております。

鍼灸師という資格を取ってから
6年以上経ちましたが
健康にまつわる本や映像などで、
様々な症状に効くツボ
がよく紹介されており、
東洋医学的な考え方に
触れる機会が増えてきております。

東洋医学の中の漢方では、
近年では内科のほうでも
漢方薬を処方していただけるようになり、
少しずつではあるかと思いますが、
西洋医学と東洋医学の垣根が
低くなっている印象を受けます。

そこで、鍼灸師という国家資格はどんなものでしょうか?

森ノ宮医療大学さんのホームページから
引用させていただきますと
『鍼灸師(しんきゅうし)とは、
鍼(はり)または灸(きゅう)を
使った治療で、
自然治癒力を高め、病気の治療や予防、
健康回復を行う医療技術職です。

はり師ときゅう師は別々の資格ですが、
両方を同時に受験する場合が多く、
また両方の施術を行う人が多いため
鍼灸師と呼ばれています。

副作用が少ない治療法として、
乳児から高齢者、トップアスリートや
妊産婦まで高いニーズがあります。

その効果は、アメリカやヨーロッパの
医療関係者からも注目されています。

人の健康に貢献できる喜びはもちろん、
独立開業が認められている国家資格で
あることも魅力です。

経験が重視される仕事なので、
学校卒業後は鍼灸院などで腕を磨きます。

その後は独立開業するケースも
多くなっています。

また、整形外科のリハビリテーションや、
内科、神経内科などの疾患の治療に
「鍼灸」を取り入れているような病院に
勤務する鍼灸師もいます。

他にプロスポーツチームの専属トレーナー、リラクゼーションサロンや美容鍼灸院、
高齢者介護施設、教育機関などでの
活躍も期待されます。

近年では不妊治療の一環として
鍼灸治療が行われることもあり、
女性鍼灸師も増えてきました。』

鍼灸は、中国から伝わってきましたが、
日本で現在主に使われている鍼は
髪の毛ぐらいの細さになっています。

患者さんやお客様の中には、
注射針ぐらいの太さを
イメージされている方も
多かったのですが、
実際施術させていただくと
そのイメージが払拭される方が
多かったです。

加えて、効果を実感されると怖さがなくなり
鍼に対して抵抗がなくなる方が
いらっしゃいました。

最近では、美容鍼灸もSNSなどを通して
知られるようになりました。

主に顔に多くの鍼を行ったりするため、
痛くないのかと質問をされますが、
美容鍼灸で使用される鍼は、
最も細い鍼を使いますので、
痛くなかったりします。

鍼灸師の方の中には、
アスリートのトレーナーを
なさっておられる方も多く、
陸上選手やフィギュアスケート選手などは
鍼灸を通してコンディショニングを
行っていることも多かったりします。

私も一般の方やアスリートの方などの
健康やコンディショニング
に貢献できるように精進していきたい
と思っております。