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「知ってる」と「できる」は違う

私たちはもうすでに
いろんなことを知っています。

でも、
知っているだけなのに、
それをできると勘違いしている人が
たくさんいます。

例えるとこういうことになります。

サーフィンの動画を
何度も何度も見て
乗り方を覚えたとします。

基礎から応用までじっくり動画で学び、
波に乗ったサーファー目線の動画なども見て
気分はすっかりサーファーです。

こうなってくると
もうすでに
波をかっこよく乗りこなせるような
気持ちになってきます。

「たぶんできる」
「やればできる」
という気持ちに
なっていることでしょう。

じゃあ、その人が
実際に海に行ってボードの上に立ち、
波に乗ろう思っても、当然
いきなり動画のように
かっこよく波に乗ることはできません。

それどころか、
ボードの上に立つことも難しいでしょう。

当たり前ですよね。

それなのに、
「こんなはずでは」と
がっかりしたり
挫折感を味わう人がいるのです。

なぜそうなってしまうのかと言えば、
やったこともないのに
できると勘違いしていたからです。

つまり、
「頑張っているのに結果がついてこない」
「現実がうまくいかない」
と言っている人たちは
こういう現象に陥っている可能性があります。

できるようになるには、
何度も何度も波の上で
実際に練習を繰り返さなければなりません。

何度もそれを自分でやってみて、
失敗をしたり
悔しがりながら
できるようになっていくものです。

その工程をすっ飛ばして
いきなりできるようには
ならないのです。

勉強でも、スポーツでも
料理でも、お化粧でも、
人間関係でも、
こうすればいいと
「知っている」からといって、
それが「できる」わけではないのです。

一見簡単そうなことでも
やってみたら、
思っていた通りにはいかないものです。

いいと言われることを
たくさんしているはずなのに、
現実がちっとも良くならない
と思っている方は、
いろんなことを「知った」だけで
「できる」ようにはなっていない
のかも知れません。

できるようになるまでには
時間がかかります。
まずはそれを「知って」ください。

その後は
焦ってすぐに結果を求めないことです。

コツコツと繰り返していけば
現実は確実に変わってきます。

焦らずコツコツです。

焦らずコツコツを
「できる」ようになってください。

焦って結果を求めてしまうと
「できるつもり」になってしまいます。

「できるつもり」は
「できていない」のと同じです。

「できるはず」も
「できていない」のと同じです。

できると言うのは、
実際に現実に置いて、
あなたがその行動をきちんと取れる
というところまできて
初めて「できる」と言えるのです。


こういう時はこうすればいいと
「知っている」
という段階では、まだ
「できていない」のです。

知ってることこそ、
ちゃんと行動してみましょう。

それが「できる」ようになった時、
あなたは現実に
確かな手ごたえを感じることができるはずです。

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